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2006.1.20(その1)
2006年森田実政治日誌[42]
小泉首相、武部幹事長らの恥ずべき言い逃れを許してはならない――重ねて小泉首相、安倍官房長官の責任を問う。ライブドア事件と小泉首相の責任/小嶋ヒューザー社長と安倍官房長官秘書の責任
「嘘をずっと押し通そうとする人は記憶力がよくなければならない」(グリム)
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昨年9月11日の総選挙で、堀江貴文ライブドア社長と議席を争った国民新党代表代行の亀井静香衆議院議員は、東京地検特捜部のライブドアへの強制捜査に関して、こう語った。
「堀江さんを私のところへ「刺客」として送り込んだのは小泉首相だ。(堀江氏が)法律に違反していることが明確になった場合は(首相にも)責任がある」
まったく正当な批判である。
ライブドアが容疑を受けた事件は2004年秋のことである。堀江氏がこのときに法律違反を犯していたことが明らかになれば、堀江氏を擁立した小泉首相の政治的道義的責任は免れることはできない。武部幹事長にも責任がある。
ところが、小泉首相は恥ずべき言い逃れを行っている。
小泉首相は堀江氏を支持したことについて、「その時点で郵政民営化に賛成する人は応援するということなので、今の問題とは別問題だと思う」と述べた(小泉首相発言の部分は東京新聞1月18日朝刊より引用)。まことに見苦しい責任逃れである。堀江氏が法律違反をしていたことが明らかになったら、小泉首相は政治的道義的責任をとらなければならない。堀江氏が捜査当局の強制捜査を受ける事態になったとき、堀江氏を衆議院議員選挙の候補者として推薦した小泉首相は責任をとるべきである。小泉首相がそれをしないのであれば、国会は小泉首相の証人喚問を行うべきである。東京新聞(1月18日朝刊)は「武部氏は堀江氏の選挙応援に駆けつけたが、あくまで“個人”を装った」と書いているが、あまりに卑しい態度である。小泉首相、武部幹事長らの卑劣な態度は糾弾されなければならない。
もう一人、重要人物の責任が問われなければならない。安倍晋三官房長官の秘書である。
1月17日の小島ヒューザー社長の証人喚問で、偽装問題に関して安倍官房長官の秘書の関与が明らかになった。ことは重大である。真相を究明しなければならない。これは国会において明らかにすべきことである。安倍官房長官秘書の参考人招致および証人喚問を行うべきである。
もしも野党第一党の民主党の前原代表が、安倍官房長官への追及を躊躇するなら、野党第一党代表の責任が問われよう。民主党はいまこそ、野党第一党らしく行動すべきである。
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