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http://www.zakzak.co.jp/top/2006_01/t2006011931.html
国会で耐震強度偽装事件に絡んでヒューザーの小嶋進社長の証人喚問が行われ、阪神大震災から11年目を迎えた17日夜、民主党の前原誠司代表ら国対幹部10数人が京都の有名料亭で宴会を開いていたことが19日、明らかになった。宴会には、「舞妓もいたようだ」(関係者)との指摘もある。前原代表らは、芸者遊びについては否定するが、民主党内部からも「こんなときに料亭とは…」との声も飛ぶ。逆風にさらされる前原執行部は大丈夫なのか。
関係者によると、前原代表らが宴会を開いたのは、京都市中京区の老舗料亭「幾松」。
築200年近い元長州藩控屋敷を使用した料亭で、幕末の志士が集った場所としても知られる。「維新の三傑」の1人、桂小五郎(木戸孝允)と妻・幾松が恋人だったころの逸話も残っており、屋号も彼女にちなんだ。登録有形文化財に指定されている「幾松の部屋」もある。
問題の宴会は17日午後7時から開かれ、京都が地元の前原代表と藤村修国対委員長代理、永田寿康筆頭副委員長ら約10人が出席。野田佳彦国対委員長は公務などで遅れて到着した。
さすがに、阪神大震災で多数の死者を出した鎮魂の夜に、踊りや歌に興じる者はいなかったようだが、参加者は一流の京会席とお酒を堪能したという。
一般的に、幾松の本会席料理は1人1万4000円から6万円。舞妓らの花代は1人2時間4万円余。
地元の民主党関係者は「温泉芸者をあげて無茶な遊びをしたり、祇園の目の玉飛び出るような御茶屋で豪遊したわけではないが、お酌をする女性は数人いたようです」といい、「いわゆる舞妓のようだ」と明かす。
この日、同党の国対幹部が京都に集まったのは、例年、通常国会の召集前に行われる国対研修会のため。ただ、これまでは「何かあればすぐ国会に戻れるように」と東京近郊で開かれ、昨年は熱海で行われた。
京都での開催について同党国対幹部は「京都大法学研究科の大嶽秀夫教授に講演を頼んだためで他意はない」と説明する。大嶽教授の講演は、おりしも国会で小嶋社長への証人喚問が開かれていた午後3時から行われた。
出席者らは、この日の宴会について、どう答えるのか。
永田氏は、「最低限、京都の雰囲気が味わえる店を選んだ。あんなに真面目な会はない。(阪神大震災の日のため)被災者の話題も出た」と釈明。舞妓を呼んだことは否定したものの、「女将やフロアスタッフの女性のお酌は受け、注ぎ合いのような形にはなった」と話す。
ここは宴会の主役ともいえる前原代表の話も聞かなければならない。
夕刊フジが取材を申し込むと、細野豪志役員室長の名前で「研修会は1泊2日で行いましたので、1日目終了後に食事を致しましたが、懇親会という趣旨ではありません。また、『芸妓・舞妓』云々のお話がありましたが、全くの事実無根」(一部抜粋)という文章がFAXで送られてきた。
そこで、19日朝、都内のホテルで、前原代表を「幾松の件ですが、舞妓を上げられたことは事実でしょうか」と直撃すると、前原代表は「まったくありません」とだけ答え、立ち去った。
最近の前原代表といえば、安全保障政策や皇室典範改正問題などをめぐぐって独自の見解を披露して党内で物議を醸している。18日も参院議員の研修会で、出席者から「代表のひと言は重い。重要な問題については、先走って発言するのは控えてもらいたい」との批判が噴出した。
民主党ベテラン議員は「日程が悪い。あの日に料亭を使ったことは国民の理解を得にくい。わざわざ京都を選んだことも、党内では『今年夏の代表選に向けた票固めではないか』という見方もある」と話している。
京都の夜は、前原代表の進退問題にも波及するのか。
ZAKZAK 2006/01/19
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民主党のセンセイ方が酒宴を催した京都の老舗料亭「幾松」
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