★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK18 > 776.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: ライブドア強制捜査 / 関係者の胸の内(東京新聞) 投稿者 gataro 日時 2006 年 1 月 18 日 17:59:49)
http://wajin.air-nifty.com/jcp/2006/01/post_0b35.html から転載。
ライブドアの強制捜査。「人の心はお金で買える」「稼ぐが勝ち」と、企業の買収・合併や株式分割などの錬金術であぶく銭を手にいれてきた手法。その前提とる株価を操作するためウソの情報を流したことが今回の操作の対象。99年、01年の商法改定など一連の規制緩和が、錬金術を可能にしました。
この堀江氏を、「改革の寵児」としてもちあげたのが自民党。小泉首相「新しい時代の息吹を感じる」、武部幹事長「将来の日本を背負っていくリーダー」、また経団連の奥田会長は「個人的に付き合えばまじめな人。あれだけのお金を運用して利益をあげている。若いが情熱をもった人として付き合っている」と評価。規制緩和をすすめ、そのリーダーとして持ち上げてきた責任がある。
だいたい、物づくりなど社会に貢献する仕事ではなく、株式の操作で金を稼ぐことにどれだけの人類史的な価値があるのか、以前から苦々しく思っていた。「どんな手法でも金を稼げば勝ち」というモラルハザードをつくってきただけではないか。それにしても、規制緩和の矛盾が吹き出した一年といえる。JRの相次ぐ事故、過密ダイヤ、強風時の運行規定の緩和、安全の整備投資のあとまわし。02年のタクシーの規制緩和で、運転手の年収は、100万円以上低下、長時間労働、疲労の蓄積から事故が急増。93年の16881件から03年は26482件と、10年間に5割も急増。阪神大震災で欠陥マンションの倒壊が問題にもなっていたのに、公的検査の強化でなく、民間の検査への規制緩和。それが耐震偽造の土台となりました。安全が軽視された。大型店の出店の規制緩和で、郊外型大型店を出店と撤退が加速。中心市街地の疲弊、まちづくりの破壊がすすみ、膨大な社会資本の無駄と浪費を生んだ。ついに政府も「まちづくり三法」の見直しにせまられている。労働法制の規制緩和で、派遣労働、不安定雇用が蔓延。将来に展望が持てない若者、少子化に歯止めがかかってない。
もうそろそろ「構造改革」とはなにか、根本から見直す時にきている。「抵抗勢力」を作りだし、国民を分断して、大企業のための「規制緩和」をすすめる小泉手法、ヒトラーの用いた手法に対し、国民が連帯して反撃する時と思う。
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK18掲示板