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(回答先: 下関市長選、公選法違反と市議等が告発ーー背後に、安倍晋三代議士秘書(ストレイドッグ) 投稿者 片瀬テルミドール夏希 日時 2006 年 1 月 18 日 08:07:05)
<記事紹介>山口県下関市し尿処理場談合疑惑「疋田氏と長時間密談 官製談合騒動の最中」(『長周新聞』)
情報紙「ストレイ・ドッグ」(山岡俊介取材メモ)
http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2005/12/post_bb7d.html
全国紙が、公正取引委員会が独占禁止法違反で全国自治体のし尿処理場を巡る
談合疑惑を追及(8月に疑惑メーカーに立ち入り検査済)、年明けから調査を本格化すると報じる中、その疑惑の1つ、安倍晋三官房長官のお膝元・山口県の下関市長に関して、地元紙『長周新聞』(12月13日号。長周新聞社
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/
)が実に興味深い記事を書いている。
下関市では、このし尿処理場建設を巡り、市長を巻き込んだ官製談合疑惑が持ち上がり、全国の疑惑の自治体のなかでも、もっとも公取が注目している案件との指摘もある。
その下関市のトップである江島潔市長が、官製談合の口効きをしたとも指摘されている疋田善丸氏その人と12月9日、市長室で長時間に渡り密談していたことをすっぱ抜いたのだ。
この疋田氏は、かつては地元の安倍事務所とも蜜月関係にあった。また、今回やはり談合の調整役を果たしたとされる地元コンサルタント会社の役員に、安倍事務所の元金庫番で、現在も水面下では安倍事務所と繋がっていると見られる奥田斉氏
http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2005/10/post_3557.html
が就いている。
http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2005/10/post_3557.html
公取が注目の下関市し尿処理施設談合疑惑ーー安倍晋三代議士元大物秘書も関与か
●江島市長とし尿処理メーカーを結びつける地元コンサルタント会社
本紙で何度も報じている、
http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2005/10/post_4583.html
山口県下関市発注の公共工事、し尿処理場建設受注(クボタ。今年7月29日落札。工事費は26億8000万円)を巡る官製談合疑惑ーー8月2日、公正取引委員会がクボタも含めた汚泥再生・し尿処理施設の大手メーカー本社等20数カ所を一斉に捜査したが、公取がその疑惑を抱く具体的な現場の一つが安倍晋三幹事長代理の地元である下関市の案件では、と注目を集めている。
もっとも、いくら安倍代議士の地元で、江島潔市長が安倍氏の強力なバックアップを受けており、その市長の疑惑が事実だとしても、安倍氏が責任を問われるわけではない。
だが、受注したクボタに有利な設計図を先にコンサルタントが描き、そのコンサルタント会社に地元・下関市の元大物秘書が就いているとなれば、安倍代議士も関係ないでは済ませられないだろう。
実は官製談合において、コンサルタント会社がしばしば重要な役割を果たす。
工事、それもし尿処置場という特殊な建物の設計となれば、役所職員には知識がない。
そこで設計をコンサルタント会社に出す。
このコンサルタント会社が特定業者に有利になるような設計図を書く。
この結果、有利な会社は「今回はうちが設計を取った!」=「他の者は今回は入札から下りてくれ」、「一番札を入れないでくれ!」ということで、めでたく落札というわけだ。
●下関市のコンサルタントを引き受けるパシコン
下関市のこのコンサルタント会社は、奇しくも本紙・山岡といまも訴訟をしている世界的な「パシフィック・コンサルタンツ」。
http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2005/10/post_5301.html
近年、同市工事における設計の仕事を数多く取っている。
問題はこのパシコンが下関市に食い込めた理由。
「地元にAというコンサルタント会社がある。このA社が、反江島陣営を応援した地元コンサツタント会社を排除し、江島・安倍の意を受け、代わりに中央からパシコンを引き入れた。A社のK社長は選挙毎に安倍さんの選挙カーの運転を自らやっていたほど熱心な後援者です。それから、今回の受注はクボタだけでなくJVで地元建設会社2社もおこぼれに預かった。その1社、安倍さんに毎年、献金している寿工務店なんだが、同社社長とK氏は親戚関係にある。そして、共に江島氏が市長に就いてから突如、伸して来たんだ」(事情通)
●安倍事務所の奥田元秘書が問題のコンサルタント会社監査役に
そこで、念のため、A社の謄本を取ってみて驚いた。
監査役に奥田斉氏の名前があったからだ。
地元関係者が語る。
「奥田さんは地元の安倍事務所の最大の実力者、金庫番です。いまは秘書を辞めているが、その後も、安倍さんの資金面を担当していると言われている。安倍氏に献金しているMという港湾会社の役員に就いていたこともある。それから、江島市長との関係で言えば、江島さんは昔、安倍(晋太郎)事務所に出入りしていたことがあり、そのころ、もっとも慕っていたのが奥田さんだった」
奥田氏が表向き、秘書を辞めたのは2002年4月ごろだった。
その直前起きたのが、業際研事件。その名のやはりコンサルタント会社が全国の自治体首長に公共工事の口利きを行っていたとして、騒がれたのは記憶に新しい。その関連で加藤紘一代議士の金庫番秘書だった佐藤三郎の名も出て逮捕(脱税)された。そのため、奥田氏も危ないということで秘書を辞めたものの、それは表向きだけのことだったといわれる。
http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2005/10/post_4583.html
公取が狙うし尿処理施設談合ーー具体的ターゲットに安倍晋三代議士お膝元・下関施設も浮上
8月2日、公正取引委員会は汚泥再生・し尿処理施設のプラントメーカー各社に立ち
入り検査を行った。「橋梁談合事件」で自信を得た公取の次なるターゲットはこの(官製)談合と見られる。
この分野は、橋梁と違ってひじょうに特殊な分野であることから、工事費の“相場”というものが極めて曖昧。そのため、地元首長と談合組織が組めば、公金を他分野以上に高い割合で掠め取ることが可能なのだ。
そこで関心が向くのが、公取は具体的にどの工事にターゲットを絞っているのか。
複数の関係者の証言などによれば、何と安倍晋三自民党幹事長代理のお膝元、江島潔市長が牛じる山口県下関市発注のし尿処理工事が上がっている。
当初、安倍氏に配慮し、下関の工事は最初から外すとの見方もあったが、この間、ポスト小泉が俄に現実味を帯び、かつ、小泉首相と安倍氏が距離を置くなか、「小泉が安倍潰しも兼ね、捜査のゴーサインを出した」との観測が拡がっている。
実際、既に複数の大手メディアが現地入りし、関係者を取材して回っている。
そして地元では、複数のキーマンの名が取り上げられ、「事情聴取に呼ばれているようだ」といった話も囁かれている。
いずれにしろ、同工事を巡っては異常な高値で落札されたり、談合に加わらなかったと見られる業者が市から入札参加外しをされる、また、市の担当部長が責任を押しつけられるのを恐れて就任わずか1カ月余りで退職するなど、数々の“状況証拠”があるのは紛れもない事実だ。
そして、これらの一部に関してはすでに本紙・山岡がレポートしている。
http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2005/09/post_50e8.html
関心のある方はご一読を。
冒頭写真は疑惑の下関市のし尿処理場建設予定地(左側)と、その横の既存処理場(右側)。
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