★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK18 > 741.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
首相の立場での靖国参拝、谷垣・福田氏が慎重姿勢【朝日】
http://www.asahi.com/politics/update/0117/005.html
2006年01月17日21時21分
ポスト小泉候補とされる自民党の谷垣財務相、福田康夫元官房長官が17日、首相の立場で靖国神社を参拝することに慎重な立場を表明した。
谷垣氏は東京都内の講演で、靖国参拝と日中、日韓関係について「関係を壊してはいけないということと、どう比較考量してトップリーダーとして判断するかということだ」と述べた。自らが首相になった場合、両国との関係悪化につながるなら参拝しないという姿勢を示したものだ。
谷垣氏は京都府遺族会の会長で、国家公安委員長だった03年には8月15日に靖国参拝している。講演でも「お参りするのは日本人にとって非常に意味のあることだ」と語った。一方で「中韓両国との関係をどうしていくか、相関関係で判断せざるをえない」と述べ、首相の靖国参拝が関係悪化を招くなら控えるという考えを示唆した。
福田氏は福岡市内の講演で「靖国参拝は国家的使命という人がいる。それは首相という形でやるしかない、と思うが、それは取れない方法だ。憲法違反だ」と述べ、首相として参拝することに否定的な考えを示した。ただ一方で「首相という立場の方はある程度、考え方、やり方に制限があるかもしれない、ということは考えていいのではないか」とも語り、小泉首相が昨秋に「私的参拝」を強調する形で昇殿せずに行った参拝には一定の理解も示した。
福田氏は日中関係について「中国は靖国問題以外は協調していこうという気持ちはあるとみている。靖国がネックになっているのは両国にとって不幸だ」と指摘。そのうえで、国立追悼施設建設について「追悼し、平和を祈念する施設が国家としてないのはそもそもおかしい。国家の怠慢だ。ぜひ作りたい」と強調した。
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK18掲示板