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http://ameblo.jp/dox/entry-10007985927.html
テーマ:アンチコイズミズム
毎年雪下ろしのことをブログに書いてる気がするが、(ここ
http://ch.kitaguni.tv/u/2148/Blog/0000172625.html
とかここ
http://ameblo.jp/dox/entry-10000270789.html
とか)
うちの地方は通年なら一月中旬からはじめて、2月上旬まで一軒に一回行けば安心してすごせる程度なのに、今年はもう一月上旬で2回降ろした家もあり異常事態。7・8・9の連休も全部雪下ろしで終わった。
雪下ろし詐欺
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060106-00000027-mai-soci
とかいう不届きものもおったらしいが、俺の入ってる「雪下ろし会」は完全無償で(どっかに寄付とか団体への運営資金とかは入ってるのかもしれないが)役所から要請のあったところを下ろしている。高齢世帯や母子家庭なんかが主だが、同級生のYの家も入っていたのが今年はなんか釈然としなかった。(まあ、Yの母も高齢と言えば高齢だし、Y自身がうつ病で動けないということなので当然の権利と言えばそうなんだが、Yの母から「午前5時くらいまでネットをやって朝から寝ている」と聞いた後だったし、Yがしきりに俺に中国がどーの韓国どーのと「特定アジア」への憎悪を吹き込もうとするので「何をやっているのか」と思うとちょっと。)
釈然としないと言えば、通常、この地域を離れて都会へ移住するといった人は家を解体して更地にしていくのが慣例なのだが、近年の「田舎暮らし」ブームにのっかって、地元の議員たちが都会からの移住者に転売しようと更地にしないでのこしてしまった家も、昨年あたりから増えている。
家を買った後ずっと住んでいてくれればまだいいのだが、一年で雪国の暮らしに嫌気がさして、家だけ残して再び都会へ帰る人もいる。そういった家は無人のままで、雪下ろしも家の周りの雪かきも家の手入れもされないで、屋根に雪が溜まり道路への落雪の危険があるうえに、屋根が抜けたりして雪を下ろすのに二重に危険が伴う。
こんな中途半端に残すならいっそ解体してくれ、と要請したのだが、家の権利は購入者が持っているし転居先も連絡がつかないのでできない、と。
どうせ「雪の始末は行政で全部やりますから」とかうまいこと言って売りつけたんだろう。地元議員の中には自分で家を二束三文で買い、個人のつてで売りさばいて中間マージンをとっているものも何人かいると聞いた。
で、その「中間マージンをとっている」とうわさの議員と産業振興なんたらのイベントであったのだが、
「除雪の予算は使い切ってもうないのだが、自民党のなんちゃら先生に顔がきくので大丈夫だとこの私が役所の職員に念を押して除雪をさせている」といったようなことをほざいたので苦笑せざるをえなかったのだ。
なんちゃら先生がごり押しして地元のつながりのある個人の土地に通した「避難道路」が雪崩の危険性で冬季封鎖されて何の役にもたっていないこと。そしてその道路を通したために生まれた借金を地域住民がこれからも背負っていかなければならないこと。さらになんちゃら先生も大賛成の「財政再建」のための地方交付税切捨てで必要な財源も削られていること等々を、どうやら、センセイがたが無責任にやっちまった後始末のために無償で雪下ろしをして汗を流しているこの俺が、ありがたがらなければならないらしいのだ。
Yの母は「役所の人に言ったから(雪下ろしがきた)」と実際に雪を下ろしている人間がどういう関係できているのかにも、まったく無関心だったし、Yにいたっては「自分はそんなこと(雪下ろし)をしなくてもいいんだ」と労働する人間をさげすんだようなことをいった。
仕事を人に横流しして威張る人間をありがたがり、実際の行為にはまったく敬意が払われない。
やる気をそがれた一週間だった。
(まあ必要以上にありがたがってくれるじーさんばーさんもいるからトントンなんだけどさ。)
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