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「ポスト小泉」米が“瀬踏み” 副大統領ら政権要人、谷垣財務相とも会談
2006年 1月 9日 (月) 02:40
【ワシントン=有元隆志】米ブッシュ政権は、“ポスト小泉”の有力候補との会談に積極的な姿勢を見せている。昨年十二月に訪米した麻生太郎外相だけでなく、今月、米国を訪れる谷垣禎一財務相ともチェイニー副大統領はじめ政権幹部が会談する予定。直接会うことで、“瀬踏み”する狙いもあるようだ。
副大統領は昨年五月に訪米した安倍晋三官房長官(当時は幹事長代理)、麻生氏(当時は総務相)と会談し、中国問題についての見解をそれぞれ聞いたという。「両氏の答えぶりから、政治姿勢を見極めるねらいがあったのでは」(日本外務省筋)とみられている。
昨年十二月、麻生氏が外相として初訪米した際は、チェイニー副大統領だけでなくラムズフェルド国防長官との会談で、日本の核開発問題についても言及するなど、率直な物言いで、米側を驚かせたという。
八日から一週間の予定で訪米する谷垣財務相も、安倍氏や麻生氏が副大統領と会談したことを意識してか、スノー財務長官だけでなく、副大統領やラムズフェルド氏との会談を調整中。麻生、谷垣両氏とも、ポスト小泉の有力候補としての存在をアピールする意図があるのは確実だ。
一方、安倍官房長官は、十二月三十一日にワシントン郊外で行われたマイケル・グリーン前国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長の結婚披露宴に、東京からお祝いの電話をかけた。
日米関係の実務面での中心的存在だったグリーン氏と緊密に連携してきた安倍氏の“心遣い”といえるが、同時にグリーン氏が今後も政権のアドバイザー役として影響力を残すことを計算に入れての対応だったとみられる。
また、米政府は、中国問題などで安倍氏や麻生氏とはスタンスが異なるものの、福田康夫元官房長官にも注目しており、昨年末に、息子で秘書の達夫氏を研修プログラムで招待するなど、こちらへの目配りも怠りない。
http://news.goo.ne.jp/news/sankei/seiji/20060109/m20060109005.html?C=S
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