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無保険者1000世帯超 国保短期証、仙台市保管が増加
仙台市で、国民健康保険料の長期滞納によって保険証を返還し「短期保険証(短期証)」を交付されることになったにもかかわらず、短期証を受け取らない「無保険者」が1000世帯を超していることが6日、分かった。短期証受け取りに区の窓口に出向くのを敬遠していることなどが主な理由とみられ、「無保険者」は増加傾向にある。市は「分納や減免措置もある。区の担当窓口を訪ね、短期証を受け取ってほしい」と呼び掛けている。
国保を1年以上滞納した場合、保険証の有効期限は切れ、返還した上で、1―6カ月間有効の短期証が交付されることになる。同市の場合、滞納額が多い約半数に対しては窓口交付し、ほかは配達証明付きで郵送する。
国保滞納世帯は景気低迷の影響などで年々増加。昨年11月末時点の短期証交付世帯は、2002年度末の2倍を超す5107世帯。そのうち約2割に当たる1048世帯分は、被保険者が受け取っておらず、市が保管している状態となっている。
内訳は、窓口での受け取りを求められたにもかかわらず出向かなかった被保険者が537人。郵送対象者で配達時に不在だったりして受け取っていないのが511人。
一般の国保保険証の場合、転居先不明などのため、市が保管しているのは1%程度で、短期証の「預かり率」の高さが際立つ。市保険年金課は「窓口を訪れれば、滞納分を徴収されると誤解しているのかもしれない」と推測する。
短期証でそのまま滞納が続けば、医療費を窓口でいったん全額負担しなければならない「資格証」となってしまう恐れがある。保険年金課は「保険料が払えない場合、分納や軽減、減免措置がある。窓口で無理やり保険料を取るようなことはない」と強調している。
(河北新報) - 1月7日7時4分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060107-00000010-khk-toh
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