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虚業と言う巨悪(きっこの日記)
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投稿者 gataro 日時 2006 年 1 月 11 日 09:11:31: KbIx4LOvH6Ccw
 

2006年01月10日
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20060110

■2006/01/10 (火) 虚業と言う巨悪 1

去年の12月10日の日記、「最悪タッグチーム誕生」に書いたけど、ライブドアとダイナシティって言う広域ホニャララ団のフロント企業同士が、資本提携、業務提携を結んで、これでマスマス反社会的な悪の集団へと表のお金が流れて行くようになった。ライブドアは、過去に何度か、回転資金がピンチになった時に、その資金の一部を広域ホニャララ団に出してもらってて、その見返りとして、今はお金を流してる。あれほどの利益を上げておきながら、いっさい株主に配当を払わないのは、そのぶんが裏の世界へと流れてるからだ。

そして、ダイナシティはと言えば、今までに何度も書いて来たように、広域ホニャララ団が資本金を100%出資してるんだから、これは完全なるフロント企業だ。儲けたお金は、すべて広域ホニャララ団の資金になり、裏の世界で使われている。この2つの会社が手を組む‥‥って言うか、ライブドアがダイナシティを乗っ取ったんだから、これは無敵のフロント企業の誕生と言えるだろう。

そして、ダイナシティの1月6日付の株主報告で、ライブドアの取締役でライブドアファイナンシャルホールディングス代表取締役会長の宮内亮治が、ダイナシティの社長に就任し、それまで社長だった中山豊が、副社長へと降格することを伝えた。その上、イノシシ社長をはじめ、ライブドアファイナンス代表取締役社長の中村長也、ライブドアファイナンシャルホールディングス代表取締役社長でジャックホールディングス代表取締役社長の羽田寛、ライブドア不動産代表取締役社長でライブドアクレジット代表取締役社長の藤澤信義、ライブドアマーケティング代表取締役会長の岡本文人の5人が、ダイナシティの社外取締役に就き、取締役会の過半数を押さえた。ちなみに、この岡本文人ってのは、この前、ライブドアが乗っ取った通販会社のセシールの社長に就任する男でもある。とりあえず、これで完全に、ダイナシティはイノシシ社長のものになったってワケだ。この人事が正式に決定するのは、2月7日の臨時株主総会と取締役会だけど、ライブドアが決定権を行使できるだけの株を押えてるから、もう決定しちゃったも同然の今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?

■2006/01/10 (火) 虚業と言う巨悪 2

‥‥そんなワケで、なんでイノシシ社長が、ダイナシティの乗っ取りを考えたのかって言うと、それは、ダイナシティが、関東で力を持つ広域ホニャララ団のフロント企業だからだ。ライブドアのバックのホニャララ団も、同じくらい大きいとこだけど、残念ながら、関東では力が弱い。それで、イノシシ社長は、関東で力のある広域ホニャララ団と太いパイプを持ちたかったってワケだ。急成長を遂げてたダイナシティが、前社長、中山諭の覚醒剤事件とマルサの一斉取締りで一気に傾いた時に、何でどこの乗っ取り会社もM&Aを仕掛けなかったのかって言えば、それは広域ホニャララ団のフロント企業だったからだ。こんな企業に手を出したら、ヘタに売ることもできないし、色々とメンドクサイことになるから、どこも手を出さなかった。だけど、イノシシ社長の考え方は違った。イノシシ社長は、関東を本拠地としたホニャララ団のフロント企業を乗っ取ることによって、そのバックのホニャララ団の力までを自分のものにしようとしたのだ。

イノシシ社長は、「お金で買えないものはない!」って言うのが自論だった。だけど、現実には、プロ野球球団の買収にも失敗し、ニッポン放送の乗っ取りにも失敗し、選挙に出豚(しゅっとん)しても惨敗した。これで、いくらお金があっても、買えないものもあるってことを学習した。そして、これらのものを手に入れるためには、お金の他に、人脈が必要だってことを知った。だから、広島カープを買収するために、選挙の時に恩を着せたコイズミ内閣に頼み込み、肥大なるイエスブタの武部幹事長からナベツネに電話をしてもらい、「堀江君に広島カープを売るように、渡辺さんから口利きをして欲しい」って頼んでもらったのだ。

それで、ナベツネがカンカンに怒って電話を切ったら、武部幹事長は、今度は経団連の会長でトヨタの会長、奥田碩(ひろし)に電話をした。そして、「ライブドアの堀江君が広島カープを欲しがってて、ナベツネさんに頼んだんだけど、怒って電話を切られちゃったんだよ。奥田さんからも頼んでもらえんかね」って言った。それで、奥田は、ナベツネに電話して、「堀江君に広島カープを売るように根回ししてやってくれよ」って頼んだのだ。これで、ナベツネの怒りはレッドゾーンを振り切っちゃって、「金さえあれば何でも手に入ると思ってるような若造なんかに球団を売れるか!」って怒鳴って、受話器を放り投げたってワケだ。

■2006/01/10 (火) 虚業と言う巨悪 3

あたしは、ナベツネが大っ嫌いだったけど、この話を聞いてリトル見直した。だけど、そんなことよりも、国民の税金で生活してる政治家が、それも自民党の幹事長ともあろうブタが、一企業の社長のプライベートなことで、こんな根回しをするのってアリなんだろうか? それに、奥田にしたって、これが経団連の会長の仕事なんだろうか? こんなことがマカリ通るんなら、イノシシ社長がどこかの会社を乗っ取ろうと思ったら、電話1本で武部幹事長や奥田会長が動いてくれて、裏から色々と根回ししてくれるってことだよね?

‥‥そんなワケで、イノシシ社長としては、政界に関しては、自分と同じ体脂肪率の武部とベッタリだからオッケーなので、さっそく経団連に入って、さらに奥田会長にスリ寄って、財界の人脈ともベッタリの関係を作った。そして、創価学会の上層部にも取り入って、ナンミョー人脈も手に入れたから、残る人脈はと言えば、あとは裏の世界だけってことになった。だから、イノシシ社長としては、ライブドアに資金を提供した広域ホニャララ団の他に、関東で強大な力を持つホニャララ団をバックにつけたかった。そこで目をつけたのが、そのホニャララ団が100%出資しているダイナシティだったってワケなのだ。

恐いから具体的には書けないんだけど、この2つのホニャララ団は、表面的には敵対してて、ある部分ではつながってる。そして、片方のホニャララ団に、トップの大きな人事異動(笑)があって、色々と複雑なことになった。それで、ライブドアのバックのホニャララ団のほうは、イノシシ社長にとって、あんまりオイシクなくなったのだ。それに比べて、ダイナシティのバックのホニャララ団のほうは、政界や財界から警察や検察、果ては芸能界やスポーツ界に至るまで、中央のすべての裏側と癒着してるから、そこのフロント企業を乗っ取るってことは、イノシシ社長にとって、お金以上の価値があるってことなのだ。つまり、イノシシ社長は、ダイナシティさえ乗っ取れば、政界や財界の他に、強力な広域ホニャララ団とも太いパイプを持つことができるので、広島カープだろうと何だろうと、簡単に手に入るようになるって考えたのだ。

■2006/01/10 (火) 虚業と言う巨悪 4

もちろん、広島カープの買収のためだけにダイナシティを乗っ取ったワケじゃなくて、今後、虚業を拡大して行くにあたって、中央に強大な力を持つ広域ホニャララ団と手を結ぶことは、アラユル面でプラスになるって判断したからだ。そして、イノシシ社長は、一時はあれほど嫌ってたテレビなんかに、最近は急にヒンパンに出るようになり、CD発売だ何だとマスコミにチョコチョコと登場するようになった。これは、自らがピエロになり、世間の目を自分に向けさせておいて、裏でやってる薄汚いビジネスを悟られないようにするための、コイズミ譲りのパフォーマンスなのだ。

‥‥そんなワケで、イノシシ社長の話は置いといて、ここでいったんダイナシティの話へとダッフンする。12月10日の日記に詳しく書いたけど、ダイナシティの中山豊社長は、覚醒剤で逮捕された兄の中山諭については、ソッコーで解任して、持ち株もぜんぶ売却させて、ダイナシティとは無関係だってことを強調し、強制わいせつ罪で逮捕された今井義徳については、「すでに退社しており、現在当社グループとの関係は一切ございませんので、事実関係の調査をすることも不可能であります。」とまでコメントして、会社がクリーンだってことをアピールした。だけど、その実態は、中山諭が会長、中山豊が社長、今井義徳が副社長って言うとんでもない新会社、「株式会社リマックス」をダイナシティの本社の目と鼻の先に、コッソリと設立してたのだ。

それで、この「株式会社リマックス」について、もっと詳しく説明すると、今井義徳が社長をつとめる「株式会社リマックスリアルター」と、野村剛が代表をつとめる「アセットソリューショングループ」などを傘下に置き、「リマックスグループ」と言うグループを形成してる。そして、この「リマックスグループ」も、代表が中山諭、副代表が中山豊、代表補佐が今井義徳って言うゴールデントリオで、他にも、相談役や顧問に、楽しくなって来るような経歴の持ち主が名前を連ねている。

ようするに、ダイナシティの中山豊社長が、必死になってアピールしてた「中山諭とのつながりは一切ありません」「今井義徳に至っては、関係が無いどころか、どこで何をしてるのかも関知していません」てセリフは大嘘だったってワケで、それどころか、この悪のゴールデントリオが一緒になって、第二のダイナシティを作り、さらなる悪事をもくろんでたってワケなのだ。

■2006/01/10 (火) 虚業と言う巨悪 5

ここで面白いのは、長年、中山諭とベッタリ癒着してて、数々の知恵を授けて来たブレーン、税理士の余田幹男(よでんみきお)が、この「リマックスグループ」にも、監査役として名前を連ねてるってことだ。余田幹男は、言わずと知れたダイナシティの大番頭で、中山諭がいなくなった現在のダイナシティでも、引き続き監査役をつとめている。つまり、現在は、ダイナシティとリマックスの両社の監査役をつとめてるのだ。この税理士についても、マルサが大喜びするような裏情報がタップリとあるんだけど、それは別の機会に書くとして、今回は、最悪のネズミ男、今井義徳について書いて行く。

今井義徳は、自社のゴルフ場の女性職員に対する強制ワイセツ罪で逮捕されて、ダイナシティリゾートの社長を辞めさせられたワケだけど、中山諭に拾われてダイナシティに入るまでは、どんなことをやってたのかって言うと、これが、あまりにもデタラメなオジャマモンみたいな人生なのだ。まずは、3年前の住宅情報ニュースを読んで欲しい。

平成15年2月16日
東京都住宅局は平成15年2月12日に宅地建物取引法に違反して欠陥住宅を販売したとして株式会社ランドシティー(資本金1,000万円 代表取締役 今井義徳 目黒区鷹番3丁目10番7号)を業務の全部停止4月間という処分にした。ランドシティーは、自ら売主として、買主Aさんとの間で、目黒区所在の土地付建物の売買契約を行なった際、次のような法違反があった。売主として工事監理がずさんだったために建築請負業者が建築確認時の区の指導を無視した建築を行い、2階床下に雨が溜まる等、指導で予見されたとおり、深刻な雨漏り被害を抱えた欠陥住宅を引き渡した上に更に深刻な雨漏り被害が明らかになったのち6か月経過しても、住める状態にならなかった。これにより、東京都住宅局は宅地建物取引業法第65条第1項第1号(損害を与えた行為)、宅地建物取引業法第65条第2項第5号(不当行為)にあたるとした。

‥‥そんなワケで、この今井義徳の会社、「ランドシティー」は、この問題のあと、すぐに「ランドリバティ」って言う社名に変えた。ナゼかって言うと、今のニポンの法律では、会社の商号さえ変えれば責任は無くなるので、休眠不動産会社からライセンスを買って、商号を変えて商売すれば、それですべてがオッケーになるのだ。「ランドシティー」を「ランドリバティ」に変えただけで、被害者への補償を何もせずに、同じ住所の同じビルで、同じ社長と同じ社員が、ナニゴトも無かったかのように平然と欠陥住宅を売り続けることができるのだ。

■2006/01/10 (火) 虚業と言う巨悪 6

そして、この被害者のAさんは、今度は新会社の「ランドリバティ」に対して、損害賠償の民事訴訟を起こした。会社名を変えて逃げようとする今井義徳に対して、これは当然のことだろう。そしたら、今度は会社名を「ア●ティ●」に変え、社長のイスをランドシティーの取締役部長だった茅野修幸に譲ったのだ。ようするに、表向きだけ自分がいなくなれば、この会社自体を訴えることができなくなるって踏んだワケだ。そして、今井義徳は、中山諭に拾われてダイナシティに移り、この「ア●ティ●」って会社は、今でも同じ場所で、同じ社員で、ナニゴトも無かったかのように商売を続けてるのだ。それどころか、車1台すら取られないようにと、ランドシティーの会社名義の白のベンツを、時期を見て今井義徳の個人名義にすると言った念の入れようで、あまりのコソクさに開いた口も塞がらない。

他の棟の被害者の大金持ちのBさんは、ランドシティーの売買宅地の赤坂4丁目TBS跡地の数億円の土地を仮差押えしたので、ランドシティーは、すぐにBさんの契約解除に応じて、全額を返金した。だけど、一緒に闘っていて1軒残ってしまったこの被害者のAさんは、個人で、建築主や建設会社など3つの企業を相手に3年間も闘ったんだけど、欠陥住宅のローンと仮住まいの家賃との二重払いの上に、裁判費用まで掛かり、最終的には、家も土地も失い、全財産を失い、何千万円と言う被害を受けたまま、泣き寝入りするしかなかった。その上、自宅の周りには広域ホニャララ団がやって来て、外で大声で恫喝をされ、恐くて眠ることもできなかったそうだ。

Aさんは、今回のインチキマンション問題が発覚する4年も前から、裁判と平行して、建築主等の加害者側ばかりが守られるようになってる現行の法律の理不尽さについて、国土交通省の関東整備局、神奈川県建築課、神奈川県知事、東京都住宅局、目黒区建築課、区議会議員、●●党の議員などに、嘆願書を持って1人で歩き回って訴え続けて来た。でも、どこに行っても、ニュースなどに何度も出ている話なので、とりあえずは話だけは聞いてくれたけど、結局は行政間の責任のなすりあいで、「目黒区が動けないので」「神奈川県が動けないので」と、まったく動いてもらえなかったそうだ。だいたいからして、このAさんの場合は、目黒区が中間検査をしたんだから、そこで欠陥を見落とした目黒区にだって大きな責任があるハズなのに、目黒区は知らぬ存ぜぬで突っぱねたのだ。

■2006/01/10 (火) 虚業と言う巨悪 7

今のインチキマンション問題の被害者たちは、100%とは言えなくても、国や自治体が多少でも援助や補償をしてくれてるから、まだ救われてる。被害者ひとりひとりが、高い弁護士を雇い、何度も何度も裁判所に通い、メンドウな書類を作り、証拠を揃え、たいへんな手続きをしなくても、誰かがやってくれる。テレビの取材のマイクを向けられた時だけ、感情的なことを叫んだり、泣いたりしてるだけでいい。だけど、このAさんのように、広域ホニャララ団をバックに持つ悪徳会社に騙され、欠陥一戸建てを買わされた被害者たちは、すべて自分ひとりで闘わなくちゃならない。そして、そのほとんどの被害者たちは、訴訟継続中の数年間は出費ばかりで何も補償されず、全財産を失い、多額の借金を作り、結局は理不尽な和解を余儀なくされ、みんな泣き寝入りをしてるのだ。そして、騙したほうの今井義徳はと言えば、新会社「リマックスリアルター」の社長のイスに座り、次なる獲物を狙ってるってワケなのだ。

あたしは、Aさんが、東京地裁に提出した書面を読ませてもらったけど、地獄のような苦しみの日々がたんたんと綴ってあり、あまりにもお気の毒で涙がこぼれた。できることなら、その全文をここに掲載して、今井義徳がどれほどヒドイ人間なのかってことを全世界に訴えたいくらいだ。たったひとりのペテン師のセイで、家も、土地も、仕事も、生活も、健康も、全財産も、すべてを失ってしまった被害者の叫びが、この書面には詰まっている。だけど、悪徳企業や都道府県の検査機関とベッタリと癒着してる政府は、こう言った被害者たちの叫びには、いっさい耳を貸さないのが現状だ。

‥‥そんなワケで、イノシシ社長は、こう言ったペテン師どもと手を組み、バックの広域ホニャララ団や創価学会を利用して、政治家や官僚をワイロ漬けにして、欲しいものをカタッパシから手に入れようとしてる。だから、今回のインチキマンション問題を企業レベルで終わらせちゃったら、すべては守銭奴と政治家、官僚の思うツボで、今後も同じような被害者たちが次々と出て来るのだ。だからこそ、17日のオジャマモンの証人喚問で、どこまで伊藤公介との癒着を追及できるか、どこまで国交省の悪事に踏み込めるかが、すべてのカギだと思う今日この頃なのだ。

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