★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK18 > 394.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
1月5日(水)
http://sp.mt.tama.hosei.ac.jp/users/igajin/home2.htm
バカは、年が変わってもやっぱりバカだ。日本を代表する総理大臣に、このような言葉を投げかけるのは不本意ですが、それでもやっぱりこう言いたくなります。
小泉総理大臣の年頭会見での発言です。小泉さんは、この会見で次のように言いました。
一国の首相が、一政治家として一国民として戦没者に感謝と敬意を捧(ささ)げる。精神の自由、心の問題について、政治が関与することを嫌う言論人、知識人が批判することは理解できない。まして外国政府が介入して、外交問題にしようとする姿勢も理解できない。
「一国の首相」は、「一政治家」でもなければ、「一国民」でもありません。このようなセリフは、首相を辞めて「一政治家」や「一国民」に戻ってから言ってもらいたいものです。「一政治家として一国民として戦没者に感謝と敬意を捧(ささ)げ」たいのであれば、とっとと首相を辞めなさい。
首相として国家を代表する立場にある者と、それ以外の者との違いが分からないのでしょうか。小泉さんが本当に「理解」できていないのは、首相としての立場や責任だといわざるを得ません。
しかも、靖国神社への参拝は「精神の自由、心の問題」ではありません。A級戦犯を合祀し、侵略戦争を正当化するかのような宗教施設に参拝することは、即、政治・外交問題に発展します。そのことを「理解」しているがために、「言論人、知識人が批判」しているのです。
現に、首相の靖国参拝が原因となって、周辺諸国との関係が悪化しているではありませんか。これは、「心の問題」ではなく、「政治の問題」だからです。
小泉首相の発言は、相手の足を踏み続けながら握手を拒まれ、「外国政府が介入して、外交問題にしようとする姿勢も理解できない」と言っているようなものです。実際には、「足を踏む」以上の痛みを、韓国や中国などの人々に与え続けているでしょうけれど……。
いずれにせよ、まず、足を踏むのを止めなさい。そうすれば、容易に握手することができ、「外交問題」も解決できるでしょう。
こんな簡単なことも「理解できない」とは、情けない限りです。小泉首相は、「情のなさ」だけではなく、「理解力のなさ」をも売り物にする珍しい政治家だといわなければなりません。
先日の新年会で、「五十嵐さんの書くものは長すぎる」と苦言を呈されました。今年は、できるだけ短く書くように務めようと思います。
ただ、長ければ読むに大変で、短かければ意を尽くさず、舌足らずになります。「できるだけ短く」とはいっても、実際にそうするのはなかなか大変です。
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK18掲示板