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自民党の山崎拓・元副総裁が年明け早々、ポスト小泉について「アジア重視の外交を」と注文をつけた。折から週刊誌報道に端を発した上海総領事館の館員の自殺問題で日中両政府が非難合戦を繰り広げてきた。政令経熱の中、経済界からも関係修復を求める声が強まっている。靖国神社参拝問題も含め、対中関係は今年の重要課題であり、ポスト小泉に影響を与えることは間違いない。
ポスト小泉のうち、安倍晋三官房長官と麻生太郎外相は靖国参拝派、福田康夫元官房長官は慎重派であるが、関係修復を望む経済界などからは福田待望論が出てきている。そこに山崎氏らベテラン、中二階組が対中関係に絡めて政局的な動きを見せている。
自民党幹部によると、予算が成立する春になれば、小泉純一郎首相の求心力が落ち、安倍陣営と福田陣営の争いが顕在化するという。安倍陣営には竹中平蔵総務相、中川秀直政調会長、党内若手が加わり、福田陣営には森喜朗前首相らベテラン、中二階組が合流すると予測されている。焦点は犬猿の仲といわれる森氏と山崎氏が連携して福田氏を推せるかどうかだ。「森氏は安倍氏と福田氏に二股をかけてキングメーカーになりたいだけ」(森派中堅)との受け止めもあるが、森氏と山崎氏が歴史的な和解をして福田支持に回れば、ポスト小泉は福田優勢の展開になる可能性もある。
「スポーツニッポン」01/05より
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