★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK18 > 255.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
涵養とは他から収奪するもでも借りるものでもなく、自然・共同体・自己の持つ基礎的資源を養いそれから恵みや収穫を得て人々と共有する、息の長い作業である。
1、水資源
上流の山野・森林だけでなく、10年単位で上流から伏流水として流れてくる水を
また地表から浸み入る地下水も涵養しよう。森林・河川・湖沼を汚すまい。
2、食糧・森林資源
日本の高度成長期以来、政府と資本は日本の工業製品を輸出したいがために、食料輸
出国の言いなりで食料輸入は漸増し続けてきた。だが今後そうはいかない。
今の食料輸出国がいつ輸入国になるか、又日本に対して政治的理由で輸出禁止するか
分からない。食料はいざというときは戦略物資であり、輸入すればいいなど安易なこ
とではなく、自前の食料生産力を維持すべきだ。
今日本の穀倉地帯では圃場の約5割が休耕田になっている。また美田は損壊されスー パー等の用地として蚕食されている。
休耕田はすぐには復田出来ない、圃場の生産力を回復するには4・5年以上かかる。
(私見であるが)米の値段は今の2〜4割安くてもいいから、全圃場作付けで食糧資
源を涵養しよう。
現在の中堅農家は、「やる気はある」が「先祖伝来の田畑」を維持管理しそこから食 料を生産する意欲をなくしつつある。
今日本の人工森林は、大半は無間伐で、風倒木は放置され、役に立たない竹林がはび
こってきている。
中山間地の食料生産についてはその生産性は低く、現状では行政支援が必要と思う。
中山間地の人々は森林資源涵養の担い手であり、その収穫は30年以上のインターバ
ルである。森林資源は水資源にも深く関わっている。
3、人口・労働力
高度成長期企業は地方から労働力を吸収し、資本を増強していった、
地方で涵養した労働力の供給力が細ると、女性の労働力を吸収しつつある。
曰く「男女共同参画社会」、「男女雇用均等」法等の行政・資本の甘いささやき。
人の世ではいつの世も「男女共同参画社会」であった。
ところが若い女子が企業の労働力として長期間雇用されている結果、「男」では出来
ない、若い「女性」しか出来ない子供を産み育てると言う事がなおざりにされている。
若い「女性」は体力と回復力があり自分を消耗することなく健やかに子供を産み育て
ることが出来る。
4、学力
日教組と文部省が争いをやめ和解してから日本の初等中等教育関係者は「生徒」と言
う教育対象を忘れ仲良しクラブとなった。
いわゆる「ゆとり教育」等愚民教育政策で、実社会では月6日の休日が普通であるの
に、「鉄は熱いうちに打て」に反し公立校は全土日曜休暇である。
初等中等教育は「読み書き算盤」と言うことが忘れられ、日本語の読み書きさえまと
もに出来ない小学生に英語教育を導入しようとしている。
日本の企業のいわゆる「Labor」職の採用試験現場では、ここ数年前から学力低
下が著しく、採用に至らず未達続出である。
採用しても基礎学力がなければ、技能取得が出来ないか年月を要する。
基礎学力がなければ、「労働力」及び下記5の人的資源として役に立たない。
5、兵力
「兵力」は国を守るために自ら備えておくべきものだ。
「兵力」と言うと反発する人がいるかもしれないが、国際世界即ち「リアルポリテッ
ク」の世界では、「兵力」は国として自立し、発言力を確保するための重要な要素
である。「兵力」なしでは日本国憲法の言う「国際社会において、名誉ある地位」を
占める事が出来ない。
「兵力」を持っているからと言って、ある党代表の言動のような「ミリタリー」ごっ こをするものではない。徒に近隣諸国や他国と事を構えるものでもない。
外交は50年、100年先を見据えた息の長い構想が必要ではないだろうか。
米国はいつまでも、資源・資金・労働力(移民による)を他国に依存できないであろ うし、国力は衰える。そのような時いつモンロー主義に戻るか分からない。
日本はいつまでも米国の軍事力に頼るわけにはいかないであろうから、自立した「兵
力」を涵養するべきではないか。
6、企業においては「企業風土・土壌」、「営業力」、「技術力」、「ブランド」、「資
金力」
ある日本のIT・弱電メーカーは他社から調達した部品をちょっと気の利いたデザイ
ンの筐体に押し込み「XXXX」ブランドの製品として仕上げて販売することを繰り
返し、「ブランド」力を消耗し、それが消費者に見破られ今は見る影もない。
すべての項目へのコメントはしない・・・
7、家庭においては「家族」・「家」の発展、幸福
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK18掲示板