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上田知事:「埼玉師範塾」の理事長就任前向き 「教委の中立あり得ぬ」 /埼玉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saitama/news/20051228ddlk11010263000c.html
上田清司知事は27日の記者会見で、県教育委員の高橋史朗氏が9月に開講予定の私塾「埼玉師範塾」について、正式な要請があれば理事長に就任する考えを明らかにした。また、教育委員会については「何らかの形で私の政治信条や理念に賛同できる人を(教育委員に)選んでおり、(教育委員会の)全くの中立性はあり得ない」と述べた。文部科学省は教育基本法に基づき、教育委員会制度の意義と特性について「政治的中立性の確保」と「首長からの独立」をあげており、知事の発言は今後議論を呼びそうだ。
高橋氏は講演会などで、教員養成の「埼玉師範塾」を設立し、30人程度の教員を県内の公立学校から募集して、上田知事に理事長就任を要請する考えを明らかにしている。上田知事は記者会見で「高橋委員には無理をして教育委員に就任してもらっており、(理事長を)受けざるを得ない」と話した。
また、「私は政治家としていろいろな意見を持っている。強制するものではないが、教育委員会は選挙で選ばれた知事の考えについてご配慮いただきたい」と述べた。
8月24日の教科書採択の1カ月前に、教育委員4人を知事公館に呼んだことについては「正確に教科書を読んでもらいたいと思った。私自身が任命した教育委員に対し、『教科書を読みもしないで事務方から出てきたものに○としないで下さい』と話した」と説明。「圧力と受け止める教育委員もいるのではないか」という指摘には「受け止めた方が狭量なんです」と語気を強めた。
同省初等中等教育企画課は「知事の意図はわからないが、教育に一つの党派の影響が及ぶことになれば、県内の子供たちの健全な育成に影響があるだろう」と話した。【斎藤広子】
毎日新聞 2005年12月28日
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