★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK18 > 148.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://norata.at.webry.info/200512/article_18.html から転載。
テレビ番組が一斉に今年を振り返る番組をやっています。私も先日、ほんの少し今年についてのことを書いたけど、今もう一回主張してみようと思ったら、このようなタイトルになりました。
メディアは、明らかに権力に屈したでしょう。参議院選挙は去年の7月11日だったけど、今年の衆議院選挙の報道とは比べようがない、メディアの変わりようだったと思う。
で、早速ですけど、先日書いた、年次改革要望書に対するメディアの落とし前のこと。
東京新聞は書いてたんですね、12月19日に年次改革要望書のことを。森田実さんが12月25日にそのことを詳しく書いていました。
文藝春秋12月号なんか、本屋さんで見ていた雰囲気だと、かなり売れてたような気がするんですが、どうだったんでしょうね。
更に今発売中の文藝春秋1月号には、12月号に引き続き関岡英之さんが執筆した文章が載っていて(「TVで暴言を吐いた竹中大臣へ」)、竹中大臣のこれまでの年次改革要望書に対する発言の矛盾を、整理して書かれています。「見たことがありません。」なんて発言していたこととか。
もう完全に、ボロボロなのにね。
マスコミ(多くの)は、それなのに全然追及しないですもんね。
どう考えたって、屈してるでしょう、政権与党の権力に。
次に、政治家が芸人になった、ということについて。
小泉首相のやっていることも、以前「香具師(やし)」のことと合わせて私は書きましたが、芸人みたいなものでもありますよね。
そして、刺客と言われた面々のことを思っても、どれも芸人もどき。選挙に行ったことのない、政治に全く関心のなかったホリエモンを自民党は担ぎ上げたんですから。政治理念もへったくれもない、選挙戦術でした。
政治家が芸人になったこと。これは国民の性質を見て、それをそのまま政治家が利用したのだとも私は思います。横山ノック・青島幸男・石原慎太郎といった人物たちが知事選で当選する。タレント議員がホイホイ当選する。そんな国民性。
そのことを、大いに利用したのだと思います。
そして、政治家の芸能活動は、今まさに華やかに行われている真っ最中です。
来年も、政治の芸能化はこのまま進むのでしょうか、それとも国民はこれを食い止めることができるでしょうか。
またメディアの話に戻りますが、今年は個人情報保護法が施行されたこともありました。そのことによるマスコミ報道への弊害も大きくあったと思います。
更に今日、「犯罪被害者等基本計画」が閣議決定されたそうですが、私はこれをよく把握できていないんですが、何で国会でもないところでこういうことが決められてるんだろう?これって法律が決められてるんでしょうか。…また勉強したいと思いますが、このことは、また報道への弊害となるのだろうと思われます。ますます私たちは、よりよい報道を得ることから遠ざかってしまうのでしょうか。
このように、メディアと政治の問題がとても大きかった年でした。
これに、更に警察の問題も結構加わっていたのかも。
全ては権力者が我が物顔で世の中を牛耳るようになった、そういうことだったような気がします。
来年は、このことを食い止める、付き崩すことのできる年となるよう、希望を持って行きたい。生きたいです。
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK18掲示板