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http://www.otv.co.jp/newstxt/news.cgi?mode=detail&code=20051227190162&pline=&keyword=&andor=&input_yms=&input_yme=&type=
今年7月に自民党を離党した衆議院議員の下地幹郎氏が、保革の枠にとらわれない新たな政治団体「そうぞう」を結成することになり、きょう会見を開きました。
政治団体「そうぞう」は、衆議院議員の下地幹郎氏を代表に市町村議会や県議会議員を合わせ55人で構成されています。日本の安全保障体制のバランスを考慮し県民の視点に立った政策の実現や、島嶼県の特性を活かした循環型社会の構築など、6つの綱領を掲げ、中央指向ではなくローカル政党色の強い活動を展開する方針です。下地氏の声。「様々な政治問題や基地問題、それに伴う経済政策、自分たちの政策を持って提案でき、それが県益になるよう、沖縄の立場で東京に発信する役割を果たそうと」。下地氏は、アメリカ軍再編の最終報告に向け、持論である普天間基地の嘉手納統合案や、中間報告で示されたキャンプシュワブ沿岸案の大幅な修正など、アメリカ政府に対し積極的に交渉すべきとの考えを強調しました。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-9723-storytopic-3.html
政治団体「そうぞう」結成 代表に下地幹郎氏、きょう届け出
下地幹郎衆院議員(無所属)が主宰する政策集団「そうぞう」の役員らは26日夕、那覇市の下地氏の後援会事務所で政治団体結成に向けた準備会を開き、27日午前に県選挙管理委員会に届け出をし、同日付で政治団体「そうぞう」を結成することを決めた。27日午後に記者会見し発表する。
準備会では代表に下地氏を選出。ほかの役員は年明けに総会を開き決定する。政治団体には県議会会派「維新の会」に所属する呉屋宏(宜野湾市区選出)、當間盛夫(那覇市区選出)の両県議が参加する。市町村議員については準備会の事務局担当は「集約中だが確実に50人以上に上る」と話している。
同団体の結成は「保革の枠を超えた新しい政治の流れをつくる」(下地氏)ことが狙いで結成趣旨は「保革の概念から脱却し政治的調和を図る」とうたっている。準備会では米軍基地の整理縮小について「安保体制上のバランスを考慮する中で県民の視点に立脚する」などとうたった6項目の綱領や規約、組織を決定。国会議員の数など法的な政党要件に満たないため、政党は名乗らないが、中央指向ではない政策を提言し来年の統一地方選で所属候補の勝利を目指すなどローカル政党色の強い活動を展開する方針だ。
下地氏は9月の衆院選当選後、琉球新報の取材に対し沖縄独自の新党を年内に結成する考えを示していた。
■<解説>自公との対決鮮明 選挙の年に勢力拡大狙う
7月に自民党を離党した保守系無所属の下地幹郎衆院議員が主宰する政策集団「そうぞう」がローカル政党色の強い政治団体として再出発する。自民、公明の協力路線で数々の節目の選挙を勝利してきた勢力に対し、公明に反発する保守層や革新支持層をも巻き込み、自公協力路線を行く勢力に歯止めを狙う政治集団として独自の立場を鮮明にしたものだ。
来年は米軍普天間飛行場の移設問題を抱える名護市の市長選をはじめとする統一地方選、秋に県知事選を控えるなど「選挙の年」だ。これまで政策集団として組織拘束のない政策提起に軸足を置いた下地氏のグループが、政治団体に脱皮することにより、こうした一連の選挙へ「戦う集団」に生まれ変わる。勢力拡大への布陣固めとも言える。
知事選に向けた反自公候補の人選や野党政党の選挙協力にどうかかわっていくか注目されるが、今後の知事選や国政選挙など節目の選挙や県内政局にどれだけ影響力を持てるかは、統一地方選の各選挙で所属候補が勝利するなど勢力を広げられるかどうかにかかっている。
(政経部・新垣毅)
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