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2006.1.29(その1)
2006年森田実政治日誌[58]
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C02436.HTML
小泉首相は直ちに辞職せよ! 小泉首相の恥ずべき詭弁によって乱される日本人のモラルと健全な常識――小泉首相の非常識な言動は日本人の価値観を乱し、道徳を破壊する
「累卵(るいらん)の危うき」(枚乗〈ばいじょう〉、前漢の文人)
[卵を積み重ねたように非常に不安定で危険な状況。日本人のモラルは累卵の危機にある。小泉首相の歪んだ詭弁が日本人の価値観を歪んだものにしている]
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小泉首相の歪んだ詭弁を5年間も聞かされつづけたためか、日本人の価値観・道徳観がかなり歪んできているのではないか。ホリエモンのような拝金主義者がまかり通るようになってしまった原因の一つは小泉首相のモラルの欠如にあると思う。
この5年間、私はこのことを心配し、数々の批判と警告を行ってきたが、やればやるほど、マスコミから嫌われ、遠ざけられた。マスコミは非常識と反道徳を好む。マスコミは歪んだ小泉首相の言動をおもしろがり、支持してきた。
小泉首相登場以来、日本人の道徳観はかなり低下し、乱れてきていることは、疑う余地がないことである。小泉首相は批判されればはぐらかす。はぐらかしがきかなくなると、「人生いろいろ、会社もいろいろ…」などとわけのわからぬことを言い出す。それをマスコミが大喜びしてはしゃぎ立てる。国民とくに青少年は、何が善で何が悪かの区別がつかなくなってしまう。
小泉純一郎という健全な常識を持たず、歪んだ価値観の持ち主を首相にし、大権力を付与し、そして、この人物を崇め、褒めそやしてきた自民党とマスコミの責任は重い。
1月27日付け毎日新聞朝刊の1面中央に、「堀江前社長支持問題/首相、責任認める」との見出しの記事がある。小泉首相は26日の衆議院予算委員会で、堀江貴文氏を総選挙で支援したことについてこう述べた。
《「私も党本部で写真を撮った。幹部も応援した。総裁・小泉の責任と批判されるなら甘んじて受ける」と述べ、自らの責任を初めて明確に認めた。》
《首相はこれまで「事件と選挙応援は別問題」と繰り返してきたが、この日は「この問題と小泉改革は別問題」と言い換えた。そのうえで「メディアが(衆院選の際に堀江前社長を)持ち上げた。逮捕されると、手のひらを返すのもどうか」とメディア批判も改めて展開した。》
東京地検特捜部がライブドアを強制捜査してから、小泉首相は「事件と選挙応援は別問題」と言いつづけ、堀江氏を応援した事実ですら認めようとせず、とぼけつづけた。しかし、国民の間に「小泉首相はおかしい」との声が広がると、今度は一転して「批判されるなら甘んじて受ける」と開き直った。
指導者として、あまりにも姑息な対応である。情けないほどの卑しさである。
小泉首相は詭弁では逃げ切れなくなって、ついに自分自身の責任を認めた。責任を認めたなら、次になすべきことは責任をとることである。小泉首相は直ちに責任をとり、自民党総裁を辞するとともに首相を辞任すべきである。
この世の中でもっと恥ずべきことは、他人に責任を転嫁することだ。小泉首相がマスコミに責任を転嫁しようとしていることはあまりにも卑しく、醜悪である。。マスコミを裏側からコントロールして下僕にし、利用したのは、ほかならぬ小泉首相である。小泉首相の子分のマスコミに責任転嫁するとは、まことに情けない。恥の上塗りである。直ちに辞職すべきである。
日本人のモラルの根本にある規範の一つは、孔子の教えである。孔子は「過ちて改めざる是を過ちと謂う」「過ちては改むるに憚ること勿れ」という人間が守るべき規範を遺した。小泉首相には、せめて、これくらいは守ってもらわねばならない。自らの乱れ切った言動を反省し、直ちに辞職すべきである。
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