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北海道新聞からhttp://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060127&j=0023&k=200601270253より引用
皇室典範改正案の成立不透明 超党派議連が反対決議 2006/01/27 01:22
政府が今国会での成立を目指す皇室典範改正案の行方に不透明感が広がってきた。女性・女系天皇を容認する改正内容に対して超党派の保守系議員連盟が二十六日反対決議を行ったほか、自民党の派閥総会でも慎重・反対論が相次いだ。ライブドア事件などで小泉純一郎政権に逆風が吹く中で、自民党執行部からも成立を危ぶむ声が出ている。
自民党を離党した平沼赳夫元経済産業相が会長を務める「日本会議国会議員懇談会」は二十六日、「拙速な国会提出に反対する」との決議を採択した。総会には自民、民主両党などから四十四人が出席した。決議では女性・女系天皇の容認について、「男系による皇位継承の伝統を根本的に改変するものだ」と男系維持を主張し、「法案を強引に上程すれば、国論は分裂し、結果として日本国と日本国民の統合である天皇の存在の意義を損なう恐れがある」と指摘している。
同懇談会幹部には島村宜伸元農水相、中曽根弘文元文相ら伊吹派の有力議員が名を連ねているが、同派の伊吹文明会長も派閥総会で「改正は野党ともかなり話さなければいけないし、少し落ち着いてやったらいい」と述べ、与野党で議論を深めるべきだとの考えを示した。山崎派総会でも「ドタバタとした政治論争にすべきではない」と拙速を戒める声が出た。
こうした状況に久間章生総務会長は記者団に「今国会でなくてはいけない必然性はない」と述べ、今国会成立にこだわらないとの考えをあらためて示すなど、執行部にも「今後の展開は予断を許さない」(細田博之国対委員長)との認識が浸透している。
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