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『政界ヒソヒソ話』1/26(スポーツニッポン)
防衛”省”前に沖縄問題
25日の参院本会議で、公明党の草川昭三参院会長が防衛庁の省昇格についての見解をただした。これに対し、小泉純一郎首相は「国民の理解を得られるよう議論が尽くされることが重要。文民統制の確保に努めることは当然だ」と述べた。額賀福志郎防衛庁長官も自衛隊による災害派遣や国連平和維持活動(PKO)参加への評価が高まったいると説明した上で「省昇格が大切」と強調した。首相や額賀長官の発言には、政府や防衛庁が一丸となって省昇格に取り組んでいることを国民にアピールする狙いがある。
しかし、最近、防衛庁内の「お家騒動」がひそかに話題になっている。米軍再編をめぐる沖縄基地問題に絡み、額賀長官と守屋武昌事務次官のスタンスの違いが浮き彫りになりつつあるというのだ。首相が額賀氏を防衛庁長官にしたのは沖縄基地問題での地元調整を任せるため。代々、沖縄の基地利権は津島派(旧橋本派)が握っていたが、同派のちょう落で「中央では調整できない」(自民党幹部)状態が続いている。そこで首相は同派の流れをくむ額賀氏の調整能力を試したとされる。当然、額賀氏は「最大の仕事」として取り組む意思はあるものの、方法論などをめぐって守屋氏との間に溝が出来つつあるのだ。米国防総省関係者から「内部統制がとれていない。省昇格よりも、まず沖縄問題を解決してほしい」との声が漏れている。
参考記事:
在日米軍再編の担当者を一新・防衛庁―「日本経済新聞」
http://www.asyura2.com/0601/war77/msg/863.html
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