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(回答先: Re: 後の世代が検証してあの共闘合意が情勢転換の分岐点だったな、と思えるような共闘をこそ願う。(本文なし) 投稿者 gataro 日時 2006 年 1 月 23 日 19:37:56)
http://sp.mt.tama.hosei.ac.jp/users/igajin/home2.htm から転載。
1月24日(火)
時代の「潮目」が変わったように感じました。今日の『しんぶん赤旗』の一面を見たときの感想です。
そこには、ライブドアのホリエモン逮捕の記事と共に、大きく次のような見出しが躍っていたからです。「憲法改悪反対の一点で共闘を 日本共産党が社会民主党に会談申し入れ」
この記事を読んで、どれほど私が嬉しく思ったか、ご想像いただけるでしょうか。「憲法改悪反対の一点で共闘を」
そうです。これで良いんです。これでなければいけません。「打開の道は、統一にあり」(「二大政党制の問題点と打破の展望−『第三勢力』をいかに形成するか」『学習の友』2005年11月号、参照)なのですから……。
日本共産党の市田忠義書記局長は国会内で社会民主党の又市征治幹事長を訪ねて、社民党の福島瑞穂党首にあてた志位和夫共産党委員長の申し入れ文書を手渡し、憲法問題での両党の共闘について会談をおこなうことを申し入れました。市田書記局長が参院の社民党控室を訪ねると、又市幹事長は握手で迎え、「申し入れを歓迎します。両党間協議には賛成です。党首に伝え、党として検討して返答したい」と述べたそうです。
是非、志位さんと福島さんの会談を実現していただきたいと思います。そして、今の日本はこれでいいのか、少しでも良い方向に変えるためにどうすべきなのか、共産党と社民党がどのような分野で、どのように力を合わせることができるのか、腹蔵なく話し合っていただきたいものです。
今回の申し入れは、「憲法改悪反対の一点」とされていますが、できれば、それ以外の問題についても「共闘」を模索していただきたいものです。もちろん、それが難しいというのであれば、贅沢は申しません。当面、「憲法改悪反対の一点」での「共闘」でも、良しとしましょう。
まず、顔を合わせて話をすることです。共産党と社民党との党首会談の実現自体、多くの人を励まし、勇気づけるにちがいありません。
「共闘」には、決まった形があるわけではありません。共催で「統一集会」を開くというのは典型ですが、それ以外にも、お互いの機関紙誌に談話を寄せる、共同のアピールを出す、恒常的な共闘組織を結成する、選挙で「護憲共同」候補を擁立するなど、色々なレベルでの様々な形での「共闘」を模索し、工夫していただきたいものです。
従来のやり方にとらわれる必要はありません。新しい方式や運動形態、運動組織を生みだしてもらいたいと思います。
また、共産党と社民党だけでなく、できるだけ幅広く、「憲法改悪反対の一点」で共同行動をとることのできる可能な限り多くの団体・組織を糾合し、文字通り、「国民的な」運動にまで発展させていただきたいものです。
新自由主義的「構造改革」の“申し子”ともいえる堀江貴史ライブドア社長の逮捕と共にこのニュースが伝えられたことに、ある種の感慨を覚えました。小泉「構造改革」の没落と「憲法改悪反対」統一戦線の芽生えです。
時代は、このようにして変わっていくのかもしれません。いや、是非とも、このようにして時代を変えていかなければなりません。
そして、いつの日か、こう振り返ることができるようになりたいものです。「潮目が変わったのは、あのときだった」と……。
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