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米国指導部にとって、カトリック、プロテスタント、ユダヤ教はすでに「一つ」ではないのか?
http://www.asyura2.com/0502/cult1/msg/389.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 4 月 30 日 20:54:16: SO0fHq1bYvRzo
米国指導部にとって、カトリック、プロテスタント、ユダヤ教はすでに「一つ」ではないのか?
「超巨大カルト、バチカン」を4部までまとめ終わって、もう一度、米国とバチカンの関係を洗い直し始めているのですが、ふと先日の一つの阿修羅投稿を思い出しました。
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http://www.asyura2.com/0502/bd39/msg/387.html
投稿者 愚民党 日時 2005 年 4 月 10 日 15:48:50:
JMM [Japan Mail Media] 「宗教改革の終わり」 冷泉彰彦
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この一部を抜粋して引用させていただきます。
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「宗教改革の終わり」
町中に、国中に、半旗が掲げられています。まるで911の直後のようであり、またレーガン元大統領の死去のときのようでもあります。いや、それ以上と言っていいでしょう。民間の施設を含めて、ほぼ100%、まともな掲揚塔のある国旗はほとんど全てが半旗になっています。他でもありません。4月2日に死去したローマ法王、ヨハネ・パウロ二世の死を悼んでのことです。
実際問題として、ブッシュ大統領は死去のニュースの伝えられた2日には、全国に「半旗を掲げよ」という大統領布告を出しており、そのために全国で一斉に半旗、ということになりました。全国の官公庁、そして在外公館、軍籍にある船舶など、アメリカを代表する旗は、全て半旗というのですが、この布告は実質的に各地方自治体にも適用されています。
それにしても、一つの宗教に過ぎないキリスト教の、そのまた一つの宗派に過ぎないカトリックの法王が亡くなったというだけで、どうしてこれほどの騒ぎになるのでしょう。メディアの対応も常軌を逸しています。各局は、全てメインキャスターを送り込んで、エンドレスの追悼報道をしていますし、8日の金曜日に行われる葬儀については、それこそぶっ通しの特番が組まれました。
日頃は、俗世間の極めて俗っぽい内容、例えば裁判や株価や戦争が中心を占める24時間ニュース局などでも、今週は24時間が法王の追悼という感じになっています。新聞も、例えば『ニューヨーク・タイムス』にしても、2日の死去を伝える3日の1面は、ぶち抜きの大きなタイトルといい、扱いは911の翌日と同じ、と言っても良いような大きさなのです。
【中略】
不自然といえば、驚いたのは6日木曜日の事件でした。法王死去の後、少しの間ホワイトハウスでは議論があったようなのですが、結局ブッシュ大統領夫妻が葬儀に参列することになったのです。ですが、参列は夫妻だけではありませんでした。ジョージ・ブッシュ(父)元大統領、ビル・クリントン前大統領、コンディリーサ・ライス国務長官、アンドリュー・カード主席補佐官を含む総勢6名が「アメリカ代表団」として葬儀に参列することになったのです。
この6人は、6日にローマに入るとすぐにバチカンのサンピエトロ大聖堂に入りました。他でもありません。ヨハネ・パウロ二世の遺体と対面するためでした。6人は、安置された遺体の前の祭壇に横一列になって膝をつき、何か祈っていました。勿論、3人の「大統領」もローラ夫人もカトリックではありませんから、こうした場合の「冠婚葬祭の知恵」に慣れているわけではなく、ぎこちない所作でモゴモゴ祈っている映像がTVで流れたのです。実に珍妙な光景でした。
翌日の『NYタイムス』は、この跪いて法王の遺体に対して祈る「大統領たち」の写真を1面に載せていましたが、その前日も安置された法王の遺体の写真を大きく1面に掲載していましたから、同じ人の遺体の写真が2日連続でトップのカラー写真になったわけで、これも奇妙といえば奇妙だといえます。
【中略】
女性陣の様子も妙でした。ローラ夫人も、ライス長官もカトリックの格式にならって、黒色のベールをかぶっていたのです。勿論、こうした「不祝儀」には、故人の宗教の格式で葬儀が行われる以上、参列者はたとえ自分の宗教とは違っても、最低限はその葬儀の宗教の格式に従うのは礼儀です。別に悪いとは言えないでしょう。
ですが、ローラ夫人にしても、ライス長官にしても、それぞれアフガンの「女性解放」に熱心な女性として売り出し中です。つい数ヶ月前にもそれぞれが、アフガニスタンを訪問して「女子の学校への通学率が改善した」と、自分の手柄のように語っていたのです。その「解放」の中には、チャドルやベールをはがす、というような行為も含まれていたと思います。
【中略】
このベール問題はまだしも、そもそもプロテスタントのはずの「大統領たち」が、カトリックの「聖者」の遺体に跪いて祈っている、というのは本来ならばおかしな話です。だいたい、今回の「明るい」追悼報道騒ぎにしても、前代未聞の「大統領たち」による代表団にしても、国中の半旗にしても、アメリカは一体どうしてしまったのでしょう。この葬儀を契機にアメリカ人の多くがカトリックに改宗しようとでもいうのでしょうか。
そうではありません。ブッシュ大統領夫妻も、そして多くのアメリカ人もカトリックに改宗する気など全くないのです。それどころか、アメリカ国内のカトリックに関しては、ゆっくりと退潮へ向かっていると言って良いでしょう。逆にアメリカで勢力を拡大しつつあるのは、福音派などの保守的なプロテスタントです。
【後略、引用終り】
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●確かに奇妙な話ですが、確かにブッシュ父子にとってヨハネ・パウロ2世は特別な意味を持つ人物であり、最大限の敬意を表さねばならなかったことに間違いはないでしょう。
ブッシュ父にしてみれば、自分がCIA長官と副大統領の間にバチカン(=オプス・デイ)と手を組んで中南米と東欧で「共産勢力」をつぶしまくり、大統領の時にこの教皇の「仲介」でソ連圏に息の根を止めるマルタ会談を開くことができました。
ブッシュ息子にしても、2000年と2004年のペテン選挙で大統領職をもぎ取った裏には、バチカン(=オプス・デイ)の惜しみない協力があったわけで、このオプス・デイの操り人形には、たとえ死んでも頭が上がらないのは事実です。
しかしそれにしても大袈裟な! カトリック国であるスペインですら、そこまでもオーバーな対応はしていなかったのです! 奇々怪々としか言いようがありません。
上の文章の作者、冷泉彰彦氏はその珍妙さ加減にあきれ果てて、どう表現して良いのか分からない状態のようです。この文章によると一般の国民は概して「白けムード」といった感じのようですが、米国指導部としては国家を挙げて、それもほとんどユダヤ支配である米国マスコミが総力を尽くして、ヨハネ・パウロ2世の死を悼んでいるのです。
これは今までのこの国の姿勢から見ても異常としか思えません。「常識的な観点」からでは、米国はやはりWASPの国、あるいはある見方ではユダヤ支配の国であり、カトリックの指導者に対してここまでの対応をするとは到底考えられないはずなのです。
私の投稿『超巨大カルト、バチカン研究:(3)ユダヤ人教皇ヨハネ・パウロ2世?』にも書いたように、もし故教皇がユダヤのルートを持っているのなら、ある程度の理解はできますが、それでもこのような対応の仕方はやはり過剰といえるでしょう。
プロテスタント信者であるブッシュ親子やクリントン、ブッシュ夫人とライス、カードが、ベールを被る、ひざまずく等、全くカトリックの様式にのっとって葬儀に臨んだことも奇怪です。冷泉彰彦氏は『こうした「不祝儀」には、故人の宗教の格式で葬儀が行われる以上、参列者はたとえ自分の宗教とは違っても、最低限はその葬儀の宗教の格式に従うのは礼儀です。』と言っておられるのですが、では、葬儀に参列した仏教やイスラム教やヒンズー教の代表者たちはどうだったのでしょうか。
他宗教でなくても英国聖公会やロシア正教などの代表者が、やはりひざまずいて祈り、女性はベールをかぶったのでしょうか。私がテレビで見た限りではそのような光景は見られませんでした。むしろそれぞれが自分の宗教・宗派の流儀で祈っていたはずです。
冷泉氏は、やはり日本人なのでしょう、あまりの奇妙さに対して「常識的な観点」から無理やりに自分を納得させようとしている、としか思えません。
●しかし私は、これを「奇妙な」として受け取るのではなく、逆に「当然だ」と解釈すべきだ、と考えます。米国の代表団は「当然だ」と考えてこの文章にあるような行動をとり、米国国家とマスコミの指導部も「当然だ」と考えて上のような対応をしたのだ、と。
私は「超巨大カルト、バチカン研究」シリーズで、すでにバチカン・米国・ユダヤは一体化している、これが第2バチカン公会議の本当の意味だ、すでに「伝統的カトリック」は滅びている、と申し上げてきました。そしてその3つをつなげる重要なファクターとしてオプス・デイ(おそらく背後にロスチャイルドが控える)を挙げてきました。
実際に米国の様々なインターネット・サイトを調べてみると奇妙な記事によく出くわします。詳しくはいずれ「超巨大カルト、バチカン研究」シリーズの中でご説明しますが、その中の最も奇怪なものに、次があります。
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National Catholic Reporter, January 18, 2002
http://www.natcath.com/NCR_Online/archives/011802/011802f.htm
Opus Dei prestige on display at centenary event
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このNational Catholic Reporter(NCR)は米国カトリック信徒団体のサイトとして最も権威の高いものの一つですが、この記事にはオプス・デイの創始者ホセ・マリア・エスクリバーがヨハネ・パウロ2世の手によって近々聖人に列せられることを報告し(実際にエスクリバーは2002年10月に聖人となった)、オプス・デイ会員でペンシルベニア選出の上院議員Rick Santorum(共和党)の次のような言葉を載せています。
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【引用開始】
Santorum told NCR that he regards George W. Bush as “the first Catholic president of the United States.”
“From economic issues focusing on the poor and social justice, to issues of human life, George Bush is there,” he said. “He has every right to say, ‘I’m where you are if you’re a believing Catholic.’ ”
サントラムはNCRに対して、彼はジョージ・W.ブッシュを「米国で始めてのカトリック大統領だ」と見なしている、と言った。
「貧困と社会問題に焦点を当てる経済の事柄から人生における事柄にいたるまで、ジョージ・ブッシュはそこに居る。」彼は語った。「彼は実に正しく次のように言った。『もしあなた方が敬虔なカトリック信徒なら私はあなた方と共にいる。』と。」
【引用、翻訳、終り】
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この上院議員は、米国初のカトリック教徒の大統領がJ.F.ケネディであることを知らないのでしょうか。まあ、自分の身の回りにしか興味も知識も無い米国人のことですから、ありえない話ではないのですが、もしそれを知ってなおかつこのように言ったとすれば、ケネディをカトリック信徒と認めていない、ということなのでしょう。
つまり現在のカトリックはケネディが信仰していたカトリックとは起源が異なることを、このオプス・デイ会員はいみじくも指摘していることになります。そしてその「新カトリックの信徒」の中にジョージ・W.ブッシュが含まれている、という意味になります。
これも「常識的」なものの言い方をすれば「ブッシュは今までの大統領の中でカトリックに最も理解を示している大統領だ、ということを少々極端な表現で語っただけだ」ということになるでしょうが、しかし “the first Catholic president of the United States”とまで言うでしょうか。
●このことと、先ほどの異常ともいえるローマ教皇の死に対する米国指導部の対応と結び付けてみると、このような「常識」がいかにあやういものであるのか、が理解できると思います。恐らくブッシュ夫妻、ブッシュ父、ライス、クリントンは本気なのでしょう。単なる「儀礼」とは到底考えられません。
他にも現代カトリックとブッシュ父子の不可思議な関係を示す資料が多数ありますが、これらはいずれ「超巨大カルト、バチカン研究」シリーズの中でご紹介するとしましょう。
そういえばケネディが殺されたのは第2バチカン公会議の最中であり、その背後にはイエズス会の重鎮スペルマンが控えている、とか、ユダヤの陰謀説なども取りざたされています。この本当の「米国初のカトリック大統領」の暗殺と第2バチカン公会議、つまりカトリック破壊と米国・ユダヤ化との間に、何かの関連はあるのでしょうか。これについては私はまだ何とも申し上げられません。
また、ブッシュ父子が属している「スカル・アンド・ボーン」は実はバチカンの支配下にあり、彼らはオプス・デイとヨハネ・パウロ2世には頭が上がらない、というようなことを書いた文章もあるにはあるのですが、何だか怪しげなサイトですのでここではご紹介はしません。
●ブッシュといえば、ユダヤ人の帽子を被りエルサレムの嘆きの壁に手を当てて祈っている写真もあります。
【参照】
http://www.asyura2.com/0502/war69/msg/761.html
米国歴代大統領のユダヤ人疑惑
もちろんこの「ブッシュ親子の自作自演テロの11」さんのご指摘のように、ブッシュにしてもクリントンにしても、肉体的な意味でユダヤ系である可能性もあります。しかしたとえそうでなかったにしても、すでに米国上層部では「カトリック、プロテスタント、ユダヤ教は一体のもの」が常識であり、それぞれの儀式にはそれぞれの作法で臨まなければならない、ということになっているのかもしれません。そしてその、「統一一神教」と仮に名付けておきますが、それが米国の「国教」である!ということを、この大げさな儀式を通して全世界に表明したのではないでしょうか。
●あくまでもこれは私の「仮説」であり、もっともっと多くの事実から検証してみなければなりませんが、この仮説が正しければ、『超巨大カルト、バチカン(4)』の中で申しましたが、この数年のうちにこの三つの宗教・宗派を「作法による違いを残したままで」一体化する「高レベルの神学」が準備され「第3バチカン公会議」が召集されるでしょう。そしてその次の目標は、その「統一一神教」の中へのイスラムの取り込みでしょう。
そしてその「統一一神教」を表看板に掲げるグループによる世界の全面コントロールが始まるでしょう。日本の様々な宗教・宗派も、その全面コントロールの一翼を担って「上」に認めてもらおう、と虎視眈々と(というか小心翼翼と)狙っているのではないでしょうか。それが宗教の形をとっていなくても、たとえば先日戦争板で取り上げられた中丸薫などのグループなんかもそうでしょう。
【参照】
http://www.asyura2.com/0502/war68/msg/827.html
「反対派を集めて一網打尽にする」→「反対派を集めて無害化しワンワールド実現のために利用する」でしょう
●ネオコンがずばり見抜いているように、人間をコントロールするためには「幻想」は絶対に必要です。政治(軍事を含む)、経済、社会システムと治安、情報の他に、宗教は必要不可欠の要員であり、それらが高度に一体化した「神権統治」が理想とされることになると思います。
阿修羅にカルト板ができた意味は大きいと考えます。この板で、私が上に述べたような方向で各カルト集団が動いていないかどうか、様々な視点と方面から検証をお願いします。