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(回答先: 共産党の政策はいいが奴等に権力を持たせたらロクな事はない。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2007 年 5 月 05 日 07:50:56)
個人的に言えば、マルクスのテーゼそのものが不完全というか、なにか欠落していると思いますが・・・、それにしても、政治を切る理論はマルクス以外には皆無だと思います。
したがって、マルクスのエエとこ取りでしか政治は切れないだろうと思っております。
現に、日本でも諸外国でも、長期的な展望で政治を仕切る”党”は、共産党と社民しかないわけです。
で社民とういのは、その土地ごとに事情が違うので、一国・一地域だけの範囲の長期展望となるでしょう。
あとは、アラブ系諸国のイスラム政党ですかね。これは、コーラン(クアラルーン)という統一規範がある。
各種キリスト教政党はあるが、これはテキスト(聖書)が複数あって、それぞれ勝手な解釈してるから、まぁ統一規範があるようで、じつわないということでしょう。
ニポンの公明党(創価学会)ともなれば、統一規範なんてありません。幻想の集合です。
で、共産党にふり戻れば、マルクス主義なのか、マルクス・レーニン主義なのか、マルクス・レーニン・スターリン主義なのか・・・ということに尽きるのではないかと思ってます。
つまり、ロシア革命を、如何に評価するかでしょう。
小生としては、露西亜革命を二月革命と十月革命にわけ、二月革命は人々の厭戦や生活苦への反発として当たり前の行為として受け取ります。
問題は十月革命なんですね。
ところが、日本共産党(および他国の共産党)は、十月革命を前向きに評価し、その後の政策を良しとします。
わるいのはスターリンだというわけね。
つまりぃ、マルクスを(種々問題はあるものの)是とするのは小生もニポン共産党も同じ、スターリンを悪とするのも同じ。
違うところは、レーニン(ボルシェビズム)を是とするか、否とするかに尽きるようです。
ただし、小生のマルクス評価は、マルクス以外に世の中を分析したものはないという意味です。唯物史観などは、如何なものか?という気がしますが、これも如何せんマルクス以外に”史観”を立てたものがいないのでどうしょうもない。(笑)