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(回答先: 諸党を見る眼と異なって、共産党はとかく白眼視されるわけは? 投稿者 Takeru 日時 2007 年 4 月 29 日 22:49:49)
私もかつては共産主義が正しいと思っておりました。
しかし、よくよく考えるとどのような社会を目指しているのか分かりにくいのです。
言葉だけが一人歩きしていて難解な議論はインテリのお遊びのようにしか見えません。
「貧富の差がない社会を目指す。」というのなら分かるのですがマルクスが集大成したと言われる共産主義なるものは何やら労働者階級なるものが実態として存在し、労働者階級を代表する単一の政党が独裁するという恐ろしげなものです。
しかし、よく考えるとその党が労働者階級なるものをいかに代表しているのかが曖昧なのです。
この点が詐欺的に見えて共産党への支持が増えない理由になっているのではないかと思われます。
彼等は労働者階級の為と称して実は自分の個人的な権力を実現しているだけではないか?などの疑問が生じてくるのです。
これは全ての政治家と称する人々に見られる現象ですが。
では、そのような利用主義とは無縁な政治家はいるのか?という事になりますが、そういう個人を探すよりは個人的な利用主義の跋扈を許さないようなシステムを政治の中に導入すべきではないかと私なんか思っております。
信頼できる個人や政党ではなく信頼できるシステムをこそ作るべきなのです。
それぞれの政党の支持者は自分が支持する政党が「正しい」と信じております。
これは政治的な宗教です。
我々はこの政治的宗教批判をするべきだと考えます。
共産党を毛嫌いする人々には共産党の独善的態度に嫌気がさしている人が多いでしょう。
貴方の質問に対するお答えになれていないかも知れませんが、私の感覚を述べさせていただきました。