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(回答先: 諸党を見る眼と異なって、共産党はとかく白眼視されるわけは? 投稿者 Takeru 日時 2007 年 4 月 29 日 22:49:49)
もちろん諸国それぞれに事情はあるが・・・・
まず、欧州との比較をすれば、欧州は社民勢力が強くて、共産党勢力は比較的強くなかった。
(では、なぜ東欧に共産党独裁政権ができたかと言えば、WW2後の東西の縄張りの結果であって、共産党単独が支持されていたわえではありません。)
米国との対比をすれば、米国は共産党そのものが大きく伸びなかった。したがって、共産党シンパになるべき層が社民の系列や民主・共和という非政治的政党の一部を構成するという形になった。
中国は、形式的ではあるが1党独裁の形式をとらなかった。形式的というのは、国民党(左派)や民族政党などもあるということ。
そたがって、理論上ではあるが、共産党は失政の責めを負わず、(連合)政府が責任を持つ体制になっている。
これらの国々と日本を比較すると、日本は共産党と社民勢力の分離が不明確ですね。
共産党への批判と社民勢力への批判がゴチャマゼになってます。ですから、阿修羅でも共産党の方針への批判はなくて、やれ連合しろ、それ統一行動しろとかのアサッテな批判しか出来てないということでしょう。
連合なり統一なりすること自体が別の党がある意味を捨象してる。大政翼賛運動であるということ、に気がつかないのですね。