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(回答先: 諸党を見る眼と異なって、共産党はとかく白眼視されるわけは? 投稿者 Takeru 日時 2007 年 4 月 29 日 22:49:49)
>Takeruさん おはつです。考察者Kです。よろしく
Kが考える所では「共産党が白眼視されるのは、共産党の方が白眼視している」というのが大きな点だと思っています。共産党の方がバリアを張っていると云う事ですね。
共産党には「依怙地」な部分が多くあり、妥協というものを許さないという面があります。
更に、選挙などで「勝ち目のない独自候補」を擁立し、他の反与党勢力の票を割りたがるという戦略を行い、結果論として、与党の後押しをすると云う事が多々あります。
職場において「真面目すぎる正義感がいて、協調性は欠片もない」としたら、息が詰まります。
不完全でミスを犯す人間が「自分の能力を判断した」ならば、少し距離を保ちたいのは当然の成り行きでしょう。自信の無さが、共産党を避ける心理を生むと云う事です。
もう一点、赤という言葉がありまして、これは「天皇君主制だった戦前」には「思想犯」として立派な犯罪者と「社会教育」されていた歴史があります。
大東亜戦争の日中戦争などは中国の「赤退治」という名目で中国に出兵された経過もありますが、共産主義思想というのは「支配者階級に取っては都合が悪い思想」であり、現在の民主主義国としての日本では考えられないような「思想統制」が、つい60年前は「社会教育」として行われていた歴史があるのです。
「三つ子の魂百までも」という諺がありますが、戦前から生きている人にとっては、共産主義は悪の社会体制というすりこみがあり、抜け切りはしないだろうと思います。
この2点が主因でしょう。
更に補足するなら、共産党は少数派であるという点もあるでしょう。
「長いものには巻かれろ」ではないですが、勝ち馬に乗らない奴は「損をする」のが現在の社会です。好んで「少数派」を贔屓するのは、多数決の法則から言って「良い事はありません」
それを分かっていて応援するのは「アホ」なのです。