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(回答先: 自由に記事が書けるという事であり傲慢という事ではありません。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2006 年 5 月 20 日 20:24:05)
こんばんわ
”地方新聞が全国新聞に比べ健全な報道”かどうかは、なんとも言えませんが、読者の顔を見ながら記事を書くという面はあると思います。
全国紙の場合は、政治家とか経団連とか、とにかく大きな組織の顔しか見えないでしょう。読者の顔とか言っても、「読者団体」などありませんから、感覚的には想像上の読者しか存在しないと言えるかと。
ところが、地方紙は、一人一人の顔が見えるのですよね。こういう問題を書いたら、**市**町の誰々さんは、こういう反応をするだろう、とわかっちゃうわけでして・・・
ですから、市民感覚と離れた記事なんて書こうものなら、行きつけの飲み屋の女将に説教されたり、スーパーで買い物中に、客につかまって”**日の**に関する記事はけしからん!”とか言われる。(笑)
結局、地元市民感覚の平均値を意識しないと、やってけないのだと思います。
小生の印象に残っているのは、吉野川可動堰に反対姿勢を貫いた「徳島新聞」ですかね。
計画自体は、建設省(当時)の天下り知事とゼネコンの合奏曲で、地元企業は儲からないことがミエミエの計画だったのです。
で、地元財界も本心は乗り気じゃなかったもんですから、「徳島新聞」は終始、反対キャンペーンを張ってましたね。ほとんど毎日、吉野川可動堰問題の記事が出ていたと思います。
大きな枠では与党の手先でしょうけど、創価学会などは、如何にがんばっても地元市民の十数%でしょうから、全国的には大きな組織なんでしょうが、地方ごとに見れば、けして大勢ではないってことじゃないかと思います。