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(回答先: 園児の列に車、女児2人死亡・2人重体…埼玉・川口 [読売新聞] 投稿者 white 日時 2006 年 9 月 25 日 17:01:58)
□園児の列に車 2人死亡、2人心肺停止 12人重軽傷 埼玉、男逮捕 [産経新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060925-00000014-san-soci
園児の列に車 2人死亡、2人心肺停止 12人重軽傷 埼玉、男逮捕
25日午前9時55分ごろ、埼玉県川口市戸塚東の市道で、散歩中の「小鳩・川口保育園」(関定夫園長)の園児の列に、男が運転するワゴン車が突っ込んだ。川口市消防本部によると、園児と女性保育士(23)の計16人が川口市の川口市立医療センターなど3つの病院に搬送された。病院によると、園児2人が死亡、2人が心肺停止状態。そのほか4人が重傷で、8人が軽傷という。死亡したのは4歳と3歳の女児で、心肺停止の2人のうち、1人は女児。
武南署は業務上過失傷害の現行犯で、車を運転していた埼玉県栗橋町南栗橋、運送業手伝い、井沢英行容疑者(37)を逮捕した。調べに対し、井沢容疑者は「脇見していた」と供述、仕事を終え、帰宅途中だったと話している。井沢容疑者は酒を飲んでいないことが確認された。同署は容疑を業務上過失致死傷に切り替え、詳しい事故原因を調べている。
散歩中の園児は1〜6歳の計33人で、保育士5人に引率され、近くの公園に行く途中だった。一部の園児はカートに乗せられていた。道幅約6メートルの道路左側を2列で歩いていたところ、井沢容疑者の運転するワゴン車が後方から列の中央付近に突っ込んだという。
現場はJR武蔵野線東川口駅の南東約1キロの住宅街で、十字路交差点付近。道幅は約6メートルでセンターラインや歩道はなかった。
◇
≪暴走 住宅街に悲鳴 楽しい散歩一瞬凍りつく≫
楽しい保育園の散歩を、脇見運転の暴走車が切り裂いた。住宅街に衝撃音と悲鳴が響き、次々と路上に倒れ込む園児ら。突然の惨劇に現場は凍り付き、関係者は言葉を失った。
現場近くに住む無職、飯村健司さん(82)は自宅1階居間で「ドーン」という激しい音を聞き、外に飛び出した。電柱にぶつかった車の男は紺色の作業服のようなものを着ていた。携帯電話を片手に車の周りをおろおろし、6、7人の園児に声をかけたりしていたものの半ば放心状態だったという。
近所の主婦は「運転手は顔面蒼白(そうはく)で、『すいません』としきりに頭を下げていた」。園児に付き添った保育士は腰を抜かして座り込み、声が出ない人も。園児は、ただただ泣き叫ぶばかりだったという。
現場は住宅街の中の細い市道交差点付近。車2台がすれ違うのがやっとの狭さだが、信号機がないうえ朝晩は県道が渋滞するため、抜け道として使う運転手が多いという。近所の飲食店経営の女性(47)は「交差点にアパートができるまでは見通しがよかったが、アパートができて一時停止の標識ができてからは、逆に事故が多くなったようだ」。
近所の人によると、同保育園では、毎日のように保育士らが園児を引率して近くの公園に行っていた。現場は保育園から約250メートルで、園児らはこの日も2人ずつ手をつなぎ、公園に向かっていた。その列に、後ろからワゴン車が突っ込んだ。
近所の主婦(42)は「子供たちが将棋倒しのように倒れ、地獄絵図のようだった。3、4人に声をかけたがピクリともしなかった」。
事故を起こしたワゴン車は前部がへこみ、バンパーも外れて衝撃を物語っていた。子供たちが倒れている場所の数メートル手前からは、車が園児の列に突っ込んでいった様子を示すように、路面にタイヤの跡が残っていた。
近くで畳店を営む五十嵐彰さん(55)は「園児たちは散歩中、うちの犬を見ると『大きなワンちゃん』と喜んでいたのに。何と言っていいか分からない」と天を仰いだ。
(産経新聞) - 9月25日16時33分更新