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(回答先: 高専女子学生殺人 明らかになる県警の失態 [ゲンダイ] 【男子学生はすでに自殺?】 投稿者 white 日時 2006 年 9 月 07 日 11:57:31)
□高専生殺害、容疑者同級生が遺体で発見…学校から4キロの山中 [サンケイスポーツ]
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200609/sha2006090802.html
高専生殺害、容疑者同級生が遺体で発見…学校から4キロの山中
山口県周南市の徳山工業高専で土木建築工学科5年の中谷歩(あゆみ)さん(20)が殺害された事件で、殺人容疑で指名手配されていた同じ研究室の男子学生(19)の遺体が7日、高専から約4キロ離れた同県下松(くだまつ)市の山中で見つかった。遺体は首をつった状態で一部が白骨化しており、県警は自殺とみて詳しく調べている。容疑者が死亡したことで、殺害動機など事件の全容は迷宮の闇に包まれた。
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歩さんが殺害されてから11日目の7日、事件は最悪の結末となった。
容疑者の男子学生の遺体が見つかったのは、徳山工業高から南東へ約4キロの山中。捜索中の警察官が同日午前10時ごろ、山道で逃走に使われたとみられる青いミニバイクを見つけ、正午過ぎにバイクから約50メートル離れた林の中で遺体を発見した。首をつった状態で、一部が白骨化し、首と体が分断するなど激しく損傷していた。着衣しており、遺体の近くには男子学生の運転免許証などが入ったオレンジ色のリュックがあった。遺書は見つかっていないという。
男子学生は先月28日の事件前に研究室に1人でいるのを目撃されたのを最後に行方不明となっていたが、司法解剖で死後約10日と判明。周南署捜査本部は歩さんを殺害後、まもなく自殺したとみている。家族らに身元を最終確認させた上で、容疑者死亡のまま殺人容疑で書類送検する。
高専で男子学生は歩さんと同じ研究室に所属。最近、希望通り山口県内の工務店に就職も決まった。祖母は「小さいころから生き物が好きで熱帯魚や金魚を飼っていた。虫も殺せない、命を大切にする子だったのに…」と絶句したが、数年前から筋トレをはじめ、がっちりした体格に鍛え上げていた。
男子学生について教員や友人らが「おとなしい」「やさしい」と口をそろえるのに対し、歩さんは明るく活発な性格で野球部のマネジャーを務め、「ミス高専」に選ばれるなど学校の人気者。男子学生が自分と正反対の性格の歩さんに好意を持ち、交際を迫ろうとしていたと話す学校関係者もいる。
男子学生は小学校の卒業文集で「心のセーブがきくようになりました」と自分の性格を分析。しかし、高専1年の時に入部したアーチェリー部を先輩と反りが合わずにやめるなど、いぜんセーブがきかない一面が残っていたようだ。
家族は約10年前、同県周南市の住宅地に引っ越してきた。男子学生の両親は7日夜、高専校長の携帯電話にメールを送り「自ら姿を現すよう、切望しておりました。生きて真実を話し、生きて償いをして欲しかったです」と心境を明かした。
歩さんは先月28日、研究室で荷造り用のビニールひもで絞められて死亡しているのが見つかった。現場の遺留物から採取されたDNAが一致したことなどから、捜査本部は男子学生の犯行と特定。捜査本部は150人態勢で捜索していた。
★歩さん両親無念
歩さんの両親は7日、「生きて捕まって本当のことを話してほしかった」と無念の表情を浮かべた。父親の純一さん(48)は「(容疑者が起訴され)公判傍聴を心の張りにしようと思っていた」と肩を落とし、霊前に「何もできなくてごめんなさい」と報告したという。母親の加代子さん(45)も「容疑者が生きて罪を償ってくれたら娘の供養になったかもしれない。非常に残念です」とうつむいた。
純一さんは容疑者の名前や顔写真が伏せられたまま長引く捜査にいらだち、警察に公開捜査を申し入れようと準備している最中だった。