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□平塚5遺体事件 無罪主張に検察真っ青 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2364422/detail
平塚5遺体事件 無罪主張に検察真っ青
「私は殺していない」
21日、横浜地裁で開かれた平塚5遺体事件の初公判。娘の岡本利加香さん(当時19)を絞殺したとされる母・千鶴子被告(55)は罪状認否で起訴事実を全面否認した。5月の事件発覚から3カ月余り。裁判で真相が解明されるのかと思ったら、とんでもなかった。検察サイドも千鶴子の無罪主張には大慌てで、裁判はのっけから“大荒れ”だ。
「千鶴子は逮捕時から精神状態が不安定で、供述内容が二転三転することもありましたが、容疑は大筋で認めていた。検察は、千鶴子が裁判では事実を争わず、情状酌量を求めるものと踏んでいたのです。それが、いきなり“想定外”の無罪主張ですから、面食らっている。裁判の長期化は必至です」(検察事情通)
大慌ての検察側とは対照的に、全身黒ずくめの服装で出廷した千鶴子は「(利加香さんの死因については)今は話したくない」と落ち着いた様子で語った。千鶴子が殺していないのだとすれば、利加香さんはなぜ死んだのか。自殺なのか、別の者が殺したのか。弁護側は一切、方針を明かそうとしない。それだけに、不気味だ。
「そもそも、この事件は千鶴子の証言頼みで、物証に欠けている。千鶴子が絞殺に使ったとされるヒモのようなものも特定されていない。現場には『娘を殺してしまった』という千鶴子のメモが残されていましたが、これだけで有罪に持ち込むのは難しい。検察側が主張する動機も説得力がありません。『娘が外出して予備校やサークル活動などに行くことを嫌い、殺害を決意した』というのです」(司法関係者)
利加香さんの遺体の周りに交代でドライアイスを置いていたとされる異母兄の山内峰宏さん(当時35)は自殺して証言台に立つことができない。現場で見つかった乳幼児3遺体についても、千鶴子は死体遺棄容疑で書類送検されたが、公訴時効(3年)が過ぎており、不起訴になった。真相は“薮の中”になるかもしれない。
【2006年8月22日掲載】
2006年08月25日10時00分
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[平塚5遺体事件]岡本被告、娘殺害を否認 横浜地裁|毎日新聞
http://www.asyura2.com/0601/nihon20/msg/538.html
投稿者 white 日時 2006 年 8 月 21 日 13:35:05: QYBiAyr6jr5Ac