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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060719-00000059-mai-soci
<秋田2児殺害>彩香ちゃん殺害15分後、近所聞き回る
秋田県藤里町立藤里小4年、畠山彩香ちゃん(9)が水死した事件で、殺人容疑で再逮捕された母親で無職、畠山鈴香容疑者(33)が、殺害時刻から約15分後の午後7時過ぎ、自宅近くの商店などを訪れ、「彩香がまだ帰って来ないんだけど、見てないか」と聞いて回っていたことが分かった。畠山容疑者は「彩香がだだをこねたのでイライラして突き落とした」と衝動的な殺害を強調しているが、捜査本部は、事後の偽装工作まで考えていた可能性もあるとみて追求している。【岡田悟】
関係者によると、畠山容疑者が自宅から約250メートル離れた酒店を訪れ、彩香ちゃんの消息を尋ねたのは4月9日午後7時過ぎ。町内や他の商店、彩香ちゃんの友達の家も既に訪ねたとも話したという。店主は「動転した様子や、緊張感はなかった」と話す。5月に絞殺したとされる同小1年、米山豪憲君(7)の自宅も訪ね、父親に「彩香いませんか」などと尋ねていたという。
捜査本部の調べでは、畠山容疑者は同日午後6時45分ごろ、自宅から約3キロ離れた藤琴川の大沢橋から彩香ちゃんを突き落としたとみられる。約15分後には複数の場所を回っていたとすれば、事件直後から偽装工作を始めた可能性が高い。能代署に捜索願を出したのは、殺害から1時間後だった。
一方、この日の日没は午後6時10分で、山あいの大沢橋周辺は日暮れが早く暗くなっているため、サクラマスを見せようとしたという行為自体にも疑問が持たれている。畠山容疑者は豪憲君殺害事件でも供述を変遷させていることから、動機や殺害時刻にうそが混じっている可能性もあるとみて、慎重に捜査している。
以下 「 どん底あるいは青い鳥。 畠山鈴香にアリバイあり―秋田児童殺害事件 」 より抜粋。
http://donzokoblue.blog55.fc2.com/blog-entry-108.html
日没後にもかかわらず容疑者親子を同定できたとかいう橋での不可思議な目撃証言はなぜか「午後6時45分」と時刻を限っている。一方容疑者は7時過ぎには近所の酒店を訪れており、それ以前にすでに「町内や他の商店、彩香ちゃんの友達の家も既に訪ねた」というわけだ。
6時45分の目撃者は「容疑者が子どもを落とすところを見た」わけではない。だから実際に落としたのは45分よりも後である。直後であれば目撃者が水音なども聴いただろう(暗がりで容疑者だと同定できるほど近くにいたわけで)。だから実行は6時45分の目撃者が目撃地点から十分遠ざかって以降でなくてはならない。
子どもを川に落とした後は、脇目も振らずに車に乗り込み自宅に戻る。それから何軒かの住宅や商店を回ってその都度会話を交わす。訪問先の数にもよるが、じきに十分くらいは経つだろう。はっきり言って、6時45分に橋の上に子どもと佇み、見られぬように子どもを突き落として、あちこち回った末に7時に自宅近くの商店を訪れることは物理的に不可能である。
専門用語ではこれを「アリバイがある」という。だが毎日の記者によればそれは「偽装工作」となるらしい。記者はおそらく、一つの目撃から次の目撃まで15分しかないことを警察に当たって「偽装工作かも」という反応を得たのだろう。
しかしなぜそこで警察の言葉をそのまま書いてしまうのか。なぜ一言、容疑者にはアリバイがあるかもしれないと「自分なりの」言葉で書けないのか。恩知らずになりたくないからか。しかし選ばれなかった他社でも「畠山鈴香犯人説」に抗う記述は決して見られない。こうした奇妙な「呪縛」は日本のマスコミを怖ろしく無能な集団にしているような気がする。