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「法律守ろうと思わない」 精神科医に山地被告
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060501-00000142-kyodo-soci
大阪市浪速区の姉妹殺害事件の初公判は1日午後も大阪地裁(並木正男裁判長)で開かれ、検察側は、山地悠紀夫被告(22)と少年院時代に面談した精神科医の「被告は『法律を守ろうとはそんなに思っていない』と話した」とする供述調書などを読み上げた。
精神科医の調書によると、山地被告は他人との関係を築きにくい特徴を持つアスペルガー症候群の疑いがあるという。
山地被告は精神科医に母親を殺害した理由を聞かれ「憎くて憎くて、ではなく、邪魔だったので」と説明。精神科医は「この先も、邪魔だと思えばまた同じような事件を起こすかもしれないと考えた」と述べていた。
(共同通信) - 5月1日18時21分更新
「疎ましかった」 畠山容疑者が動機を供述
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060716-00000099-kyodo-soci
秋田県藤里町の藤里小1年米山豪憲君(7つ)殺害事件で、長女畠山彩香ちゃん=当時(9つ)=を橋から突き落としたことを供述した畠山鈴香容疑者(33)が能代署捜査本部の調べに対し、彩香ちゃんを「疎ましかった」などと供述していることが16日、分かった。
捜査本部は、17日の豪憲君殺害での起訴後、畠山容疑者を同日中にも彩香ちゃん殺人容疑で再逮捕する方針を固めているが、二転三転した供述を裏付ける詰めの捜査のため、再逮捕が18日となる可能性も出ている。今後は、豪憲君殺害につながる経緯など関連も調べる。
捜査本部は畠山容疑者が一人娘である彩香ちゃんの世話が面倒になり、犯行に及んだとみて、親子関係や生い立ちなどを詳しく調べ、裏付けを進めるとともに、さらに詳しい動機を追及する。
(共同通信) - 7月16日19時44分更新
<豊中母親殺害>阪大生、転落は「パチスロで大勝ち」から
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060715-00000056-mai-soci
大阪府豊中市の主婦、辻森早苗さん(58)が自宅で殺害された事件で、三男で大阪大工学部4年の耕平容疑者(24)=殺人容疑で逮捕=が府警豊中署捜査本部の調べに「大学1年の時、友人に教えてもらったパチスロで大金をつかみ、止められなくなった」と供述していることが分かった。「パチンコ依存症」から学業不振に陥った耕平容疑者を心配した早苗さんは、生活態度を見直すよう繰り返し注意していた。捜査本部は、ストレスをためた耕平容疑者が、事件当日朝、母親の注意に殺意を抱き、衝動的に手元のハンマーを振り下ろしたとの見方を強めている。
1浪して01年、大阪大工学部に入学した耕平容疑者は、当初はレストランのアルバイトで小遣いを稼ぐ普通の学生だった。友人からパチスロの遊び方を教えてもらい、生活が一変した。
耕平容疑者は機械工学専攻で、調べに対し「パチスロ台の構造にも関心がわきパチンコ店に通い始めた。大もうけすることもあって、止められなくなった」と供述している。のめり込んだのはギャンブル性の高い人気機種で、「1日で十数万円勝つこともある」(業界関係者)という。
耕平容疑者は、友人から金を借り、自分の貯金も取り崩して連日のように通い詰めていた。
パチスロとの出会いで大学からは足が遠ざかった。同大工学部では、3年までは年間40〜50単位を取得する必要があるが、耕平容疑者の1年時の取得単位は29単位。2年は10単位しか取れず、入学5年目の昨年もまだ2年必修の実験の授業に出ていた。一緒に実験した学生によると「実験はよく分からないから任せる」と積極性はなかったという。
事件後、耕平容疑者は親類宅で手首を切った。傷口は動脈にまで達しており、捜査本部は「自殺の偽装ではなく、本気で死のうとした」とみている。搬送先の病院の待合室で、付き添いの捜査員に「大事な話があります。驚かないで下さい」と切り出したという。
今は「すべてを話し、罪を償います」と話している。父親が弁護士を連れて来ても「お父さんに迷惑をかけられない」と選任を断り、父親が帰った後、号泣したという。【石川隆宣、隅俊之、豊田将志】
(毎日新聞) - 7月15日15時6分更新