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□[秋田男児殺害]豪憲君事件の動機解明も振り出しに|毎日新聞
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2210306/detail?rd
[秋田男児殺害]豪憲君事件の動機解明も振り出しに
「子供をさらえば警察が動くと思った」。米山豪憲君(7)殺害事件で殺人罪で起訴された畠山鈴香被告(33)は、秋田県警能代署捜査本部の取り調べに動機を供述した。長女彩香ちゃん(9)の水死の真相を知りたいという思いで事件を起こしたという説明だ。しかし、その彩香ちゃんについても殺害を認める供述を始め、豪憲君事件の動機解明も振り出しに戻った。供述を翻し続ける畠山被告。捜査本部は彩香ちゃん事件で18日に再逮捕し、二つの事件の全容解明を進める。【岡田悟】
畠山被告が死体遺棄容疑で逮捕されたのは6月4日。当初は「外出から帰ってきたら(豪憲君の)遺体があった」と供述、殺人容疑を否認していた。しかし4日後、殺害を認め「豪憲君の姿が彩香と似ているなと思い、なぜ他の子供が元気なのにうちの彩香がいないのか、切なくて苦しくて(胸が)張り裂けそうだった」「しっとのような感情があった」と供述。衝動的に殺害したことを強調した。
この間、殺害現場についても「彩香の部屋」から「自宅玄関」に変わった。「豪憲君を呼び入れ、ドアを閉めた時に殺意が生まれた」という不自然な供述だった。
ところが今月初めになって、「子供をさらってどこかに置いてきたら、みんなが騒いで警察が動いてくれるのではないかと思っていた」と供述を翻した。彩香ちゃんは4月10日、同県能代市の米代川で水死体で見つかった。同署は当初、自宅近くの河原で足を滑らせて転落した事故死との見方を強めていた。畠山被告は「事件でも事故でも必ず何らかの形で人の手が加わっているはず」と主張、同署に再三再捜査を求めていた。彩香ちゃんの死に畠山被告が関与していなければ、この動機は説得力があった。
ところがその後、彩香ちゃんの死について「橋の欄干から足を滑らせた」と供述。さらに「橋の上から突き落とした」と殺害を認めた。「彩香に対して愛情はなかった。疎ましく思った」などと動機についても話した。
捜査本部は、豪憲君殺害の動機に彩香ちゃんの水死が深くかかわっているとみているが、自分で殺害しながら再捜査を狙ってさらに殺害を重ねたという説明は不自然とみて、彩香ちゃん事件の捜査を通じて豪憲君事件の真の動機についても追及する。
◇「事実に虚偽をつなげて話す」野田教授分析
供述の変遷について、野田正彰・関西学院大学教授(精神病理学専攻)は「供述が二転三転したことから、畠山被告は虚偽性の人格障害ではないかと考えられる」と分析する。荒唐無稽(むけい)なことを話すのではなく、一定の事実に虚偽をつなげて話すのが特徴で、つじつまを合わせる努力をせず、通常なら矛盾していると思われる感覚が併存していたりするという。そのうえで「言動に一貫性がなく信頼できないので、このような母親がいる子供は振り回されて苦しむことになる。若いころに、虚偽で上辺を装いながら他人に取り入ったり、その場をやり過ごすといった生き方を身に着けたのだろう」と指摘する。
2006年07月17日21時03分
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供述を翻しているのではなく、県警シナリオの変遷に合わせて供述させられているのだろう
http://www.asyura2.com/0601/nihon20/msg/268.html
投稿者 Kotetu 日時 2006 年 7 月 15 日 11:48:10: 7m23/iYy5J8l2
【おまけ2】 精神科医は、精神病患者を作りたがる? 【ここまで来ると雑談かな】
http://www.asyura2.com/0601/nihon20/msg/285.html
投稿者 いいげる 日時 2006 年 7 月 17 日 13:46:43: Xn2tbFdBriSHs