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□日が暮れ掛かっているのに，真っ暗な川を見て何が面白いのかーー
・4月の始め頃は今(真夏)と比べて日が暮れるのがずっと早いはずです。
調べたところ，女の子が『川に転落した』とされる4月9日の
秋田の日の入りの時刻は18時11分でした。
http://www.nao.ac.jp/koyomi/dni/2006/hdni05062.html
橋の写真を見ましたが，どうも橋の上には街灯も設置されていないようです。
ーーということは，この親子はまわりが薄暗くなり，もうすぐ周囲が
真っ暗になる中で，高さ5メートルの橋の上から暗さのために(おそらくは)音だけしか
聞こえてこないような川面をじっと眺めていた，ということになるのでしょうか。
そんなことをして何が面白いのか，僕には全く理解できません。
そんな川を見るために，わざわざ欄干から身を乗り出すほどなのだから，
よほど変わった人たちなのでしょう。
どんな姿勢になっても見えるものではないと思うのですが。
それ以前に川自体は自宅のすぐ近くにもあるのだから，そこで済ませれば
いいはずなのに，なぜわざわざ自宅から3キロも離れた橋まで出かけたのか。
あの橋でなければ自分たちが見たいと思ったものが見えない，というのであれば，
何も日が暮れかかったあんな時間帯に行くこともないはずです。
ぜひ見たいというのであれば，なおさらそう考えるはず。
これは女性か女の子，どちらかが相手に対してそう言うはずです。
どうしても川を見たいのなら，日を改めてもっと明るい時間にこの橋に来ればいいのだから。
住民たちもそんな薄暗い中で，よく親子の姿，存在に気付くことができたと思います。
別にそれを意識して見ようとしていた訳でもないのに。全てすれ違い様なのだと思いますが。
不思議なのは，橋の上に居た親子の姿は複数の人たちが見かけているのに，
なぜ女の子が橋から転落した後の様子は誰も見ていないのでしょうか。
これだけに限らず，これはこの事件の特徴なのですが，その前後に関しては『目撃者』がいるのに，
なぜかいつも肝心なところは誰も見ていないというのがあります。なぜなのでしょう。
車で橋まで出かけたのだとすれば，なぜ自宅から出かける女性と女の子の姿を近所の人たちは
見ていないのでしょうか。あれだけ親子の私生活にやたらと詳しい人たちなのに。
もしも見ていたのだとすれば，なぜ女の子が行方不明だと女性が騒ぎだした当日に
どうしてこの事実を警察に話していないのか。普段から女性のことをあまり快く思っていないので
あれば，明らかに『嘘をついている』女性を告発することにもためらいはないはずです。
また，不思議なのは女性の行動についても同じです。
橋から落ちてしまった自分の娘の姿を見て『気が動転して』何もできなかった人間が，
その一方では，プロの殺し屋のように自分の手のひらにに凶器の紐の痕を残さないために，
あらかじめ軍手をしてから男の子を絞殺し，その後わずか10分間で『気を動転させることもなく』，
死体の運び出しまでを完了させていくーー同じ人間なのに，この行動力の違いは何なのでしょう。
世の中の人たちは，これを『女性の二面性』だと言うようですが，
しかしそうではなく，これは誰かが作ったストーリーから出てきたただの『矛盾』だと思います。
もしも，この出来事が小説などのストーリーとして作り出されたものだとすれば，
まず間違いなくその内容は周囲から否定されていくことになると思います。
殺人を実行するキャラクターの行動パターンがあまりにもバカげている，と言われて。
作家がそれを『キャラクターの持つ二面性』だと説明しても，周囲はただの『都合のいい言い訳』としか
受け取ってくれないでしょう。
サスペンスというよりも，『コメディ』としてならあるいは通じるかも知れませんが。
この『作家』は，次にどんな面白いネタを披露してくれるのでしょうか。
他にも女の子の死体に『目立った外傷』はなかったはずなのに突然，頭の骨折によって『かなり大きな傷』が出てきたり，
女の子が行方不明になった直後の記事ですでに殺害された男の子と思われる小学生が，自宅前で女の子の姿を見かけている
ことが報じられているのに，なぜ今頃になってそれが『新事実』のように扱われていくのか，
『近所で不審な人物の目撃情報』などなかったはずなのに，橋の上に居る親子の姿を見かけた人が何人も出てきたりする，
不思議なことはいくつもあるのですが。
周囲が暗くなりかけている時間帯に橋から身を乗り出して川を見ているのだから，事情を知らない人間からすれば
かなり不審な人物に映ると思いますが。
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