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□関大生、飛び降り死亡 幻覚キノコ?食べた後 吹田のマンション [産経新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060711-00000023-san-soci
関大生、飛び降り死亡 幻覚キノコ?食べた後 吹田のマンション
大阪府吹田市のワンルームマンションで、麻薬成分を含む幻覚キノコ「マジックマッシュルーム」とみられる薬物を食べた関西大2年の男子学生(19)が、4階の共用廊下から転落、死亡していたことが11日、分かった。吹田署は男子学生を司法解剖して薬物反応を調べるとともに、麻薬取締法違反の疑いもあるとみて一緒にいた学生らから事情を聴いており、入手経路や転落した経緯など当時の状況について調べている。
調べでは、10日午後11時55分ごろ、同市千里山西のマンションで「友人が共用廊下から飛び降りた」と住人から119番通報があった。吹田署員が駆け付けると、マンション下の駐車場で裸で倒れている男子学生を発見、学生は病院に運ばれたが、11日午前7時半ごろ、死亡が確認された。
男子学生は10日夜、大学サークルの部室で友人らと遊んでいたが、突然異変を訴えたため、仲間が同じ大学に通う友人の女子学生のマンションまで運んだところ、付き添いの友人が目を離したすきにマンション4階の共用廊下から飛び降りたという。
吹田署が男子学生と一緒にいた数人の学生から事情を聴いたところ、男子学生は部室で、友人が以前に大阪市内で購入したマジックマッシュルームを1袋数千円で譲り受けたといい、男子学生はその場で取り出して食べ、その後幻覚症状とみられる異変が表れたという。
譲り渡したとされる友人の学生は「自分も以前食べたが、幻覚症状はなく、合法だと思った」と供述。同署は、男子学生が食べたとみられる乾燥したマジックマッシュルームを押収しており、成分などの薬物鑑定を行う。
また学生の間でマジックマッシュルームの服用が蔓延(まんえん)している疑いもあるとみて、同法違反容疑で学生らから引き続き事情を聴いている。
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【用語解説】マジックマッシュルーム
「サイロシビン」や「サイロシン」と呼ばれる麻薬成分を含む幻覚キノコ。食べると幻覚が起こり、気持ちよくなることが多いが、多量摂取すると、脱力感や悪寒などを発症。感情の波が激しくなり、ネガティブな感情に陥るとパニック症状を起こす。平成元年ごろから合法ドラッグの一種として、雑誌などで紹介され、その後インターネットの普及で若者を中心に広まり、社会問題化。厚生労働省が麻薬原料薬物に指定し、平成14年6月、麻薬取締法の取り締まり対象となった。
(産経新聞) - 7月11日15時53分更新