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(回答先: 母は“カリスマ女医”、娘もメディアに…女子大生誘拐 [読売新聞] 投稿者 white 日時 2006 年 6 月 27 日 09:50:40)
□倫理欠くカリスマ美容医・美人女医を放置していいのか [PJニュース]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2136522/detail?rd
倫理欠くカリスマ美容医・美人女医を放置していいのか
【PJニュース 06月28日】− 「医師は、医業の尊厳と医師としての名誉を重んじ、患者や社会の信頼に応えるように努めなければならない。この名誉や信頼は、医学知識や技術だけでなく、誠実、礼節、品性、清潔、謙虚、良いマナーなどいくつかの美徳によって支えられ培われたものであり、・・・」。日本医師会の「医師の職業倫理指針」には、こう書かれている。
女子大生誘拐事件と言われる事件で、誘拐された女性の母親、池田優子医師(杏林大医学部卒)が新聞テレビで取りざたされている。民放テレビ局の報道などによると、この母親は「カリスマ美容外科医」などとマスコミでもてはやされているそうだ。本人もまんざらではないらしく、テレビ番組に多数出演し、その実生活までテレビカメラを入り込ませて、東京の超高級住宅街にある豪華な自宅、所有するイタリア製超高級車のフェラーリや、娘に買い与えたベンツを撮影させるなど、奢侈(しゃし)なライフスタイルを誇らしげにしている。
このことが、誘拐犯人の娘誘拐の動機になったらしい。犯人は雑誌から切り抜いたこの娘の顔写真を持っていたという。たぶん、犯人には「金持ちの道楽娘」という印象があったのだろう。犯人をかばう気はさらさら無い。だが、池田医師とその娘の生活を見れば、誘拐してくださいと言っているのと同然。この娘の捜索にかかった費用は国民の税金によってまかなわれていたことも知って欲しい。
また、美人女医などといってテレビ番組に頻出する西川史子医師(聖マリアンナ医大卒)はテレビ番組などで「ブスは生きる価値なし」だとか、「年収4000万以上の男じゃないと付き合えない」などと、医師としての自覚に欠ける発言を繰り返している。この方は整形外科などが専門らしい。「らしい」と綴ったのは、ネットでこの西川医師を検索すると、専門分野よりも、「ミス日本」や「ホリプロ所属」が目に付くからだ。
日本の医療費は高騰する一方だ。保険に入っていても3割も負担する時代になった。もし、こんな医者だか、芸能人だか分からぬ輩たちの贅沢三昧の暮らしの一部に、一般市民の税金や保険金が使われているとすれば、これは大問題だ。池田医師や西川医師に、品性や謙虚といった医師倫理があるのだろうか。そして、医業に専念せず、メディア露出ばかり考えているこの2人のような医師とは呼べないような医師を、なぜ、マスコミがもてはやすのか。
マスコミ出演にうつつを抜かせるほど、医業は安易な専門職なのであろうか。こんな輩に命を預けるのかと思うとぞっとする。少なくとも、PJ自身はこんな医師らに診断されたくはないし、こんな医師らになけなしの収入から払った医療保険金を渡したくない。破たんの危機にある日本の医療制度を、こんな自堕落な医師のために崩壊させてはならない。
PJの知人の医師らには、こんな医師は一人としていない。みな日夜患者を思い、裕福でないとは言わぬが、質素で謙虚な生活をしている。額に汗して患者の治療に当たる医師は、医師免許を売り物にしている芸能人をどう思っているのだろうか。
さて、日本医師会はこの顛末にどう対応するのだろう。医師免許の国家試験の見直しや、医師免許更新制度の導入は必須である。倫理観の無い者は医師にさせない、医師にさせておかない。でなければ、高い税金と保険料を払っている一般市民の安心・安全な医療制度は望めない。【了】
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJニュースはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。
パブリック・ジャーナリスト 大森勇三【東京都】
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2006年06月28日06時58分