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(回答先: 母子3人遺体に外傷 奈良の火事、放火と断定 [産経新聞] 投稿者 white 日時 2006 年 6 月 22 日 16:30:58)
□奈良の医師宅全焼 放火・殺人で検証 油?検出 長男なお不明 [産経新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060622-00000013-san-soci
奈良の医師宅全焼 放火・殺人で検証 油?検出 長男なお不明
奈良県田原本町阪手の医師、吉川元祥さん(47)方が全焼し母子3人が死亡した火災で、県警は21日、容疑者不詳のまま殺人と放火の疑いで現場検証し、焼け跡から油のようなものが検出された。司法解剖の結果、3人の死因はいずれも一酸化炭素(CO)中毒だったことも判明。高校1年の長男(16)の所在が依然分かっておらず、県警は何らかの事情を知っているとみて行方を捜している。
調べでは、死亡した3人のうち、吉川さんの妻の民香(みんか)さん(38)は布団のような布の一部が遺体に残っていたうえ、3人が寝ていた2階の部屋は、最も激しく燃えていた1階台所の斜め上に位置していた。
消火作業に当たっていた近所の人の証言などから、火は出火直後に爆発しながらあっという間に広がったとみられる。
死因は一酸化炭素中毒で、死亡推定時刻は火災発生とほぼ同じ20日午前5時15分ごろだった。県警は煙が爆発などで一気に2階に上昇、3人は逃げる間もなく煙に巻かれたとみて捜査。22日も引き続き現場検証を行う。
遺体は損傷が激しく、生前のものかどうか分からない傷があった。屋根や3人が寝ていた2階の床が焼け落ちた際にできた可能性もあり、県警は火災との関連を慎重に調べる。
また、台所付近からは石油製品とみられる物質の成分が検出された。吉川さん方には灯油缶が残されており、放火に使用された疑いもあるとみて成分鑑定を急いでいる。
一家は5人家族で、出火当時、吉川さんは勤務先の三重県の病院にいて不在だった。
長男は19日午後9時ごろ、奈良県大和郡山市の英会話学校を出た後、いったん帰宅したとみられ、その後行方が分からなくなっている。友人や親類の家などに立ち寄った形跡もなく、携帯電話も電源が切れていて通じないという。
長男は、進学校として知られる奈良市内の中高一貫の私立高校に通学。学校側によると、長男は普段からまじめで、中学に入学して以来、学校での目立ったトラブルはなかった。中学1、2年のころには学業をめぐって母親と口論になり、当時の担任に相談があったが、高校に進学してからは成績も緩やかに上昇するなど安定した状態だったという。
知人の50代女性は「両親ともお医者さん。大きな家で息子さんも優秀。理想的な家庭だった」と事件を悔やんだ。
一方で近所の人によると、長男は学校を終えると真っすぐに帰宅せず、よく同じ町内にある父親の実家に立ち寄っていた。母親の民香さんが「(長男が)あの学校に入りたくて入ったのか分からない」と話すこともあったという。
(産経新聞) - 6月22日3時37分更新