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(回答先: <秋田男児殺害>畠山容疑者「玄関で殺意」 弁護士明かす [毎日新聞] 投稿者 white 日時 2006 年 6 月 14 日 12:36:35)
□「衝動的」残る疑問 畠山容疑者、供述変化の説明なく [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060615-00000065-mailo-l05
藤里町の小1男児殺害:「衝動的」残る疑問 畠山容疑者、供述変化の説明なく /秋田
殺害場所は玄関▽ドアを閉めた直後に殺意が生じた――。藤里町立藤里小1年の米山豪憲君(7)殺害事件で、死体遺棄容疑で逮捕された無職、畠山鈴香容疑者(33)の弁護士が14日開いた会見で、畠山容疑者の供述が、これまでと大きく変わっていることがわかった。また、殺害前に軍手をはめた理由などに明確な説明はなく、弁護側が強調する「衝動的で、計画性はない」との見方には、依然疑問が残る。【百武信幸】
9日にあった弁護士の最初の会見時点では、殺害状況について、畠山容疑者は「豪憲君を自宅に招き入れ、彩香ちゃんの部屋の入り口付近で、頭の上にぶら下がっていた腰ひもを手に取り、後ろから首に回して絞めた」――と供述していた。「玄関で殺害した」と供述を変えた理由については、弁護士にも説明はないという。「豪憲君の靴下に(以前畠山容疑者が飼っていた)ウサギの毛が付いていないことなどを取り調べで追及されて考え直した結果、玄関で殺害していたことを思い出したのではないか」との見方を、弁護士は示した。
殺意が生じたのは、豪憲君に続いて玄関を入り、ドアを閉めてすぐ。「黄色い帽子や背格好が(4月に死亡した長女)彩香ちゃんと重なった」という。豪憲君に「ちょっと待ってて」と声をかけ、軍手をはめ、彩香ちゃんの部屋の入り口手前にあった腰ひもをとってきた。玄関を向いて座っていた豪憲君が立ち上がったところを後ろから絞めたという。
一方、緻密(ちみつ)な計画性があったとは思えないような場当たり的な一面も明らかになった。豪憲君の遺体を乗せた軽乗用車は初め、玄関に頭を向けて駐車していた。殺害後に一人で乗り込んで、方向を転換をした後、荷台を開けて、シートに包んだ遺体を積み込んだという。
遺棄現場へは、豪憲君が最後に目撃された公園の前を通る、比較的人通りの多いルートを通って向かったと供述。最初に向かった目的地は人や車が多かったため断念し、次に向かった現場までの途中で「工事の作業員らしい人とすれ違い、怖かった」と話していることも新たに分かった。
豪憲君に対する感情については、「特に憎かったわけではない」としていた前回の会見から、「しっとのような感情がまったくなかったわけではない」と、微妙な変化もみられる。
◇調べにも淡々と
弁護士によると、畠山容疑者は、連日の長時間の取り調べに疲れた様子を見せているものの、最低限の睡眠や食事をとり、取り調べにも淡々と応じているという。
また、毎日、朝、昼、晩の3回手を合わせ、豪憲君の冥福を祈っているという。長女彩香ちゃんの月命日には、彩香ちゃんの写真を届けてくれるよう依頼し、弁護士を通じ、家族が差し入れたという。
6月15日朝刊
(毎日新聞) - 6月15日12時1分更新