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(回答先: 秋田小学生連続怪死事件 [捨身成仁日記 炎と激情の豆知識ブログ!] 投稿者 white 日時 2006 年 6 月 05 日 03:46:13)
□秋田県警捜査は大丈夫か [新聞の行間]
http://blog.goo.ne.jp/gyoukan/e/b4b6bf53ff2a6e672225d4c66f0e26e3
秋田県警捜査は大丈夫か
2006-06-05 05:38:08/Weblog
秋田県藤里町の町立藤里小学校1年生、米山豪憲君が殺害され死体が遺棄された事件で、県警捜査本部は4日午後11時9分、同町粕毛、無職畠山鈴香容疑者(33)を豪憲君の死体遺棄容疑で逮捕した。畠山容疑者は豪憲君宅と同じ住宅団地の2軒隣に住み、4月に水死体でみつかった同小4年の彩香さんの母親。【5日朝刊各紙】
秋田の小1男児殺害は、事件直後から疑われていた水死女児の母、鈴香容疑者が死体遺棄容疑で逮捕された。男児の遺体が見つかった段階では「まさか、あの人が」という人物だったが、いまでは「やっぱり、あの人か」となってしまった。
今回の逮捕容疑は死体遺棄で殺人は含まれていないし、そもそも逮捕をもって“犯人”という立場はとりたくないが、鈴香容疑者にはいくつか気になる点があった。長女が水死した後に警察批判を繰り返し、情報提供を求めるビラを張るなど「悲しみにくれている母親のとる行動だろうか」と疑問が投げかけられていた。そして、マスコミ対応だ。鈴香容疑者は実家を取り囲むマスコミをうっとうしいと感じていた一方で、マスコミの個別取材に応じている。「独占告白」というワイドショーのテレビ欄や週刊誌の見出しを何度見たことか。取材を受けるなら1度だけ取材陣の前にいって全員から質問を受け、「以後は取り囲まないことを条件としてください」としてほしかったし、それでも立ち去らないマスコミはBROなどの機関に訴えてほしかった。容疑が掛けられているのに入れ替わり立ち代わり取材に応じる姿は、和歌山毒カレー事件の林真須美被告や埼玉保険金殺人の八木茂被告のようだった。
対する秋田県警の捜査体制は万全だろうか。鈴香容疑者の警察批判の中に「(警察は)人の気持ちがわからないのかと思った」というのがあったが、先週の彩香ちゃんの四十九日法要が終わるまで捜査を進展させなかったのは“人の情け”をみせたのかと思っていた。法事が終われば強制捜査かとの予測もあったが、1週間もあいた。直接の決め手となる物証がなかったと思われる。これ以上の物証を求めるには鈴香容疑者の車を捜索するしかない。ここまで待ったのはギリギリのタイミングだったのだろう。
ただ、車内はすっかりきれいに掃除された恐れもある。裏づけできる物証は得られるのだろうか。鈴香容疑者を朝7時ごろから警察署に呼んで、逮捕時間は夜11時9分。任意での聴取を暗くなってからも延々と続けた姿勢にも疑問を感じる。「見込み捜査」とはいわないが、はっきり突きつける証拠がないのか。ランドセルの指紋や現場のタイヤ痕、豪憲君の遺体に付着した毛髪など、すべて鈴香容疑者と一致したとしても、それは豪憲君との“接触”を示すに過ぎず、殺害の証拠にはならない。鈴香容疑者の供述待ちとなれば、殺害容疑で逮捕しても起訴して公判維持はできるのかが問われる。また、彩香ちゃんの死亡との関係も解明が待たれる。
事件は全面解明に向けて、まだ端緒についた段階だ。今後、鈴香容疑者の供述、接見した弁護士の話などに注目していきたい。