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(回答先: 公園付近で車で連れ去りか [共同通信] 投稿者 white 日時 2006 年 5 月 20 日 13:03:52)
□10分間で連れ去りか 友人、自宅へ迎えに行く間 [産経新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060520-00000029-san-soci
秋田の小1殺害 10分間で連れ去りか 友人、自宅へ迎えに行く間
秋田県藤里町の町立藤里小一年、米山豪憲(ごうけん)君(7つ)が殺害された事件で、下校途中、豪憲君と遊ぶ約束をして別れた友人が、十分後に待ち合わせ場所の公園に行き、その後、豪憲君の自宅へ迎えに行っていたことが二十日、能代署捜査本部の調べで分かった。公園から豪憲君の自宅までは約四十メートルで、豪憲君は帰宅しないまま行方不明になっていた。捜査本部は、豪憲君がこの十分間に公園から自宅までの路上で連れ去られた可能性があるとみて、不審者の割り出しを急いでいる。
調べによると、豪憲君は友人四人とともに午後三時ごろ下校。途中三人の友人と別れ、三時半前には、残る一人の友人と団地の入り口にある公園近くの路上で、遊ぶ約束をして別れた。遊ぶ約束をしていた友人は母親が公園近くまで迎えに来ていたが、母親が公園内にいた知人と話をしている間に、豪憲君は一人で自宅方向に歩いて向かったという。
友人はいったん自宅に戻った後、十分後に公園へ向かったが、豪憲君の姿がなかったため、すぐに自宅へ迎えに行ったところ、豪憲君は帰宅していなかった。
関係者によると、豪憲君は放課後、必ずランドセルを自宅に置いてから遊びに行っていたという。ランドセルは遺体発見現場で、遺体から約三メートル離れた場所に落ちていた。
◇
≪児童に動揺「心のケア最優先」≫
米山豪憲君殺害事件で、藤里小の児童らに突然泣き出したり、逆に冗舌になったりするなどの影響が出ている。四月にも四年生の女児が遺体で見つかっただけに教職員らの心労もピークに達しており、人口約四千人の小さな町を襲った衝撃に町は「心のケアを最優先したい」としている。
事件後、最初の週末となった二十日、豪憲君の自宅近くの公園には遊びまわる児童の姿はなく、ひっそりと静まりかえったままだった。小三の子供を持つ住人の男性(35)は「『次はうちの子かも』と考えてしまう。子供にはできるだけ外で遊ばせないようにしている。息子は口数が少なく、何か気にしている様子だった」と話す。
藤里小では豪憲君の殺害発覚後、初めての登校となった十九日、百四十人の全児童に質問シートに記入させるカウンセリング調査を行った。
工藤文雄校長によると、豪憲君と同じ一年の児童は表面上は変わった様子はなかったが、故意に元気そうに振る舞っている様子だったという。県から派遣されたカウンセラーの「子供の心理によくない」との助言で、豪憲君の机の上に花や遺影を置くことも見送られた。
一方、先月に水死体で見つかった畠山彩香ちゃん(9つ)と同じ四年の学級では一人ひとりの調査にも時間がかかった。「児童の死亡が二回もあるという事態を高学年になればなるほど理解でき、衝撃も少なくない」(工藤校長)という。
教員にも事件の影響は色濃く見られる。教員は一様に子供たちの前では顔に出さないように努めているが、職員室が急に静まり返る場面もたびたび見られたという。
工藤校長は「二度と悲しいことがないよう亡くなった女児に誓ったが、もろくも崩れ去った。いまは悼み悲しむことから始めていきたい」と話している。
(産経新聞) - 5月20日15時40分更新