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裁判前論点整理で、スピード公判の続くこの裁判。しかし殺意などの論点は、かなり深い対立が見られる。
今回検死医による証言では、『手で首を締めた』となっている。となれば、指で首を締め上げるなど明確な殺意が有ったことになる。
被告側は殺意を否認しているが。
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中国新聞・詳報
★http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2006051501001246_Detail.html
「検察側冒頭陳述要旨 広島市の小1女児殺害事件」
広島市の小1女児殺害事件で、15日の初公判での検察側冒頭陳述の要旨は次の通り。
ホセ・マヌエル・トレス・ヤギ被告は2002年12月ごろ、偽造の「フアン・カルロス・ピサロ・ヤギ」名義の出生証明書などを使い、同人名義の旅券を入手。04年4月に日本に不法入国した。姉の住む三重県鈴鹿市と兄の住む広島県呉市や広島市で、自動車部品工場などで働いたが、いずれも長続きせず職を転々とした。
被告は05年11月、広島市安芸区のアパートに転居。犯行後、鈴鹿市に逃亡し、同月30日に逮捕される前日まで不法に在留した。
被告は11月22日昼ごろ、民家の石段に座り携帯電話を見ながら操作していた。女児は給食を食べた後、1人で徒歩で下校した。被告は午後零時50分ごろ、通りかかった女児に「オーラ」と言って声をかけ、日本語で「あなた、お名前は」などと話しかけ、携帯電話の画面を見せるなどして女児の気を引き自室に連れ込んだ。
そのころまでに自己の性欲を満たすべく、わいせつな行為をし首を絞めて殺害する決意をした。午後1時40分ごろまでの間、確定的な殺意を持って頸部(けいぶ)を数分間にわたり手で強く絞め付けるなどして呼吸困難に陥れ、窒息により殺害し、わいせつな行為をした。
被告は、同月5日ごろに購入したガスこんろの入っていた段ボール箱に女児の遺体を入れた。女児の両足を折り曲げてひざを手で抱えるような体勢にし、横向きにして段ボール箱に入れ、一緒に女児の靴1足もいれた。
被告は女児を段ボール箱に入れると黒色ビニールテープで梱包(こんぽう)。自転車の荷台とサドルに載せ、近所の空き地まで運び、放置して遺棄した。
被告は女児の遺体を遺棄した後、いったん自室に戻り、女児のランドセルに女児の帽子などを入れ、さらにランドセルを紙袋に入れた。被告はJR矢野駅の近くのコンビニエンスストア植え込みにこの紙袋を投棄した。
被告は、遺体を段ボール箱に入れて遺棄したことなどから、犯行が発覚しないようにするため自室にあったガスこんろも隠さなければならないと考えた。同月26日、こんろを取り外して別の段ボール箱に入れ、アパート1階南側通路に置いた。
27日、ガス会社の社員を伴ったアパート大家にこんろがないことを追及されたが、返答に窮し「盗まれた」と大声で言ったり、兄にも「後で電話する」などと答えるだけで、何も説明しなかった。犯人と疑われていることを知り、27日午後、逃亡し、鈴鹿市内にある姉方に身を寄せた。30日、逮捕された。
(初版:5月15日13時15分)
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しかし、捜査段階での発表では、『首に締めた跡は見られなかった』とあった。殺害方法も『腕でしめつけ』によると示していた。
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http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/hiroshimajoji/archive/news/2005/11/20051128ddf041040018000c.html
広島・小1女児殺害:背後から首絞める? 激しい抵抗の傷跡なく
広島市安芸区の小1女児(7)殺害事件で、犯人が女児の後ろから首に腕を回して締め付けるような格好で殺害した可能性のあることが28日、分かった。首に手やひもなどで絞めた跡がなく、女児の手やひじにも正面の相手に激しく抵抗した際に出来る傷がなかったことなどからで、広島県警捜査本部は殺害状況を示す材料とみて、殺害方法や現場の特定を急いでいる。
調べでは、捜査本部は司法解剖で死因を「頸部(けいぶ)圧迫による窒息死」と断定。首には強く圧迫した際に出来る内出血の跡があったが、骨は折れていなかった。
遺体には顔など数カ所に擦過傷のような傷があったが、首に巻かれたひもをはずそうとする時にできるような傷跡や激しく抵抗した跡もなかった。このため、捜査本部は女児が後ろから腕で締め付けるなどして殺害されたとの見方を強めている。
女児が殺害されたのは22日午後1〜2時とみられ、小学校を下校し、通学路を歩いているのを目撃された直後だった。この近くで殺害された可能性があるが、悲鳴や争うような物音を聞いた人がいないため、捜査本部は周辺に大量に捜査員を投入し、空き家など周辺での捜査を進めている。
毎日新聞 2005年11月28日 大阪夕刊
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腕も手のうちなのか?