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世田谷一家殺害で虚偽報告書
書類送検されたのは、警視庁成城警察署に勤務していた57歳の警部補です。
警視庁の調べによりますと、この警部補は、平成12年の大みそか、東京・
世田谷区で会社員の宮沢みきおさん(当時44歳)の一家4人が殺害されて
いるのが見つかった事件の捜査を、発生直後から担当していました。事件の
翌年から3年間にわたり、現場周辺の住民に聞き込みをしたように偽った
43人分のうその捜査報告書を作っていたとして、虚偽有印公文書作成などの
疑いが持たれています。住民の了解を得て指紋を押してもらう書類には、
警部補自身や警部補の家族の指紋を押していたということで、これらの指紋は、
現場に残された犯人の指紋と一致するかどうか鑑定も行われていました。
警部補は容疑を認め、「住民が不在だったり協力を得られなかったりして、
聞き込みが思うようにできなかった」と供述しているということです。
警視庁は、12日、警部補を書類送検するとともに懲戒処分にしました。
警部補は辞職の意向を示しているということです。また、当時の上司数人を
訓戒などの処分にしました。
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/05/12/d20060512000134.html