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(回答先: 「最も厳格な刑罰を」=ルーシーさん母ら陳述−織原被告は不出廷・東京地裁|時事通信 投稿者 white 日時 2006 年 4 月 20 日 20:50:26)
□母が来日怒りと涙の陳述も織原被告は欠席…|スポーツ報知
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/prison.html?d=20060421hochi040&cat=60&typ=t
母が来日怒りと涙の陳述も織原被告は欠席…ブラックマンさん暴行致死事件から5年 (スポーツ報知)
2001年2月に英国人女性ルーシー・ブラックマンさん(当時21歳)が神奈川県の海岸で遺体で見つかった事件から、はや5年。準強姦(ごうかん)致死罪などに問われている会社役員、織原(おばら)城二被告(53)の公判が20日、東京地裁で行われ、来日した母親が怒りと悲しみの意見陳述をした。だが、当の織原被告は「出廷すれば加害者と認めることになる」として欠席。依然として、ルーシーさん殺害の謎は解明されていない。
証言台に座ったルーシーさんの母親、ジェーン・スティアさん(52)が声を震わせた。「犯人が娘にどんなことをしたのか、ずっと考えていた。どうしてあんな非人間的で邪悪なことができるのか理解できません」と断罪。裁判長に対し、「(織原被告に)最も厳格な刑罰を」と要望した。
ジェーンさんは、日本へ出発する直前にルーシーさんから贈られたカードも披露。「大好きなママ ほんとに愛している。会えないのは寂しいけど、私の心はいつもママのそばにいるよ」読み終えると、ハンカチでこぼれるものをぬぐった。
だがこの「涙の陳述」は織原被告には届かなかった。「意見陳述は加害者に対してなされるもの。出廷すれば加害者であると認めることになる」と出廷を拒否。裁判長は織原被告がこの日朝、東京拘置所で衣服を脱ぎ捨て洗面台にしがみつくなど、だだをこねるように抵抗したことを明かした上で「出廷を拒む正当な理由がない」として被告人不在のまま公判を開いた。
ルーシーさんら10人への暴行事件で起訴された織原被告。これまで一貫して無罪を主張しているが、弁護人によると、すべての被害女性に対して“見舞金”の提供を申し出た。一人当たり数百万円程度を提示し8人中7人とは示談が成立したという。
亡くなったルーシーさんと豪州人女性(当時21歳)のそれぞれの遺族に対しては、「道義的責任に基づいて」30万ポンド(約6400万円)、50万豪ドル(約4200万円)と総額1億円に及ぶ金額を提示した。だが、双方の遺族とも陳述の中で受け取りを拒否したことを明かした。ジェーンさんは遺族の前に姿を見せずに示談を図ろうとする織原被告を「おくびょうもの」と切り捨てた。
25日の次回公判でもルーシーさんの父・ティムさん(52)の陳述が予定されているが、織原被告はまたも欠席する意向という。悲劇の真相を知るべく来日した遺族の感情は、逆なでされる一方だ。
◆ルーシーさん失跡事件 2000年7月、東京・六本木でクラブのホステスをしていたルーシー・ブラックマンさんが失跡。01年2月に神奈川県三浦市の洞穴からバラバラ遺体で発見された。当時、多数の女性に対する準強姦罪で逮捕され、現場近くにマンションを所持していた織原被告が容疑者として浮上したが、「一切かかわっていない」と無罪を主張。ルーシーさんは00年7月初旬に死亡、遺棄されたとみられている。
[ 2006年4月21日8時4分 ]