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(回答先: 「今井容疑者自ら退職」=勤務先社長、リストラ説否定−小3男児転落でコメント [時事通信] 投稿者 white 日時 2006 年 4 月 02 日 20:34:54)
□リストラ否定「依願退職」今井容疑者発言に勤務先が反論…小3転落死事件|スポーツ報知
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/fall_accident.html?d=20060403hochi437&cat=60&typ=t
リストラ否定「依願退職」今井容疑者発言に勤務先が反論…小3転落死事件 (スポーツ報知)
川崎市のマンション15階から小学3年・山川雄樹君(9)が投げ落とされ、死亡した事件に関連し、殺人未遂容疑などで逮捕された無職・今井健詞容疑者(41)が、以前勤めていたカーテン販売店を依願退職していたことが2日、分かった。本人は「会社からリストラされ、ふさぎこむようになった」と供述も、当時の勤務先の社長がこの日反論し、リストラを否定、「辞める前は様子がおかしかった」と振り返った。退職後、精神科に入院していたことも判明した同容疑者の心の闇はどこまで深いのか。
新聞社の取材に温厚な笑顔で「カーテンの洗い方」を答えていたカーテン店店長を無差別殺人にまで駆り立てた動機は何か。
神奈川県警多摩署捜査本部は2日、先月29日に山川君が殺害された同じマンションで、清掃作業員の女性(68)を襲った事件での殺人未遂容疑で今井容疑者を送検した。
昨年9月末に失職。犯行動機に「会社からリストラされた」などと話している同容疑者だが、この日、元の勤務先の社長が取材に応じ、「(同容疑者は)自ら退職した」とリストラを否定。「様子がおかしかったが、以前は業績を上げていた」と同容疑者が優秀な店長だったことを明かした。
社長によると、今井容疑者は98年に採用され、カーテン販売に従事。業績をグイグイと上げ、3年前に売り上げもピークになった。しかし、2年前からは遅刻や早退、欠勤が急増。出勤しても、すぐにいなくなるようになったという。注意しても勤務態度は改まらなかったという。
昨年夏ごろ、同容疑者は「以前やっていた理髪店をやりたいので辞めたい」と打ち明け、8月には「一身上の都合」とした退職願がメールで届いた。社長は慰留したが、同容疑者の決意は変わらず、やむなく退職願を受理したという。社長は「家族の病気や交通事故なども重なり、今にして思うと悩んでいたのかもしれない」と話した。
昨年9月の退職後、同容疑者は、うつ病治療のため、川崎市内の精神科病院に約4か月間入院。供述では、「リストラされてからふさぎこむようになり、自殺願望があった」と話すなど深刻な精神状態を吐露しているという。
精神科医の作田明氏(犯罪心理学)は「容疑者の周囲にうつ病への理解が足りず、本人は勝手に被害妄想を広げて、世間ひいては他人を攻撃する意識が芽生えたのでは」と指摘する。
調べに対し、2つの犯行自体は認め「申し訳なかった」と淡々とした様子で話しているという今井容疑者。この日までに事件前の先月、数回にわたって犯行現場のマンションを訪れていたことが判明。下見を兼ね、殺害する相手を物色していた可能性も出てきた。
だが、その動機は闇の中。捜査幹部も「誰もが聞いて納得するような動機が得られるのか、確証がない」と漏らした。
[ 2006年4月3日9時17分 ]