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(回答先: 川崎男児転落死 容疑者、大人しい人物像と凶行にギャップ [毎日新聞] 投稿者 white 日時 2006 年 4 月 02 日 12:15:08)
□物腰柔らか 仕事に誇り 1年前本紙取材 丁寧に『カーテンの洗い方』 [東京新聞]
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060402/mng_____sya_____010.shtml
【関連】物腰柔らか 仕事に誇り
1年前本紙取材 丁寧に『カーテンの洗い方』
かつて取材に応じてくれた今井健詞容疑者が逮捕されたと聞き、衝撃を受けた。昨年三月二十八日の本紙生活面に「カーテンの洗い方」を掲載したが、そのとき協力を依頼したのが今井容疑者だった。 (生活部・渡部穣)
生活部に配属されて間もないころ、このテーマでどこに取材しようかと探し、今井容疑者が店長をしていたカーテン店にお願いした。店は小さいが雰囲気が良さそうで、今井容疑者の受け答えが丁寧だったからだ。
取材時間は予定の一時間を大幅に超え、二−三時間に及んだ。「店の近くのお客さまが多いので、お宅におじゃまし、どんなデザイン、色がお部屋に合うのか、相談に応じることもあります」と今井容疑者。オーダーメードを誇りに思っていたようだ。物腰が柔らかで低姿勢な人だった。
「売ってしまったらそれで終わりではない。洗い方に関してもよく質問されるので、専門のクリーニング店を紹介するなどフォローしています」。きちんとした服装と受け答えがいかにも高級店の店長らしく、柔和な笑顔が印象に残った。
当時の取材ノートを見ても、雑談した家族の話に関する記述はないが、私と同じくらいの年齢で「子どもはかわいい」という話で意気投合したことを覚えている。
それから一年余。男児投げ落としは今井容疑者の犯行に間違いないのだろう。だが、「本当に?」という疑問は大きくなるばかりだ。これまで支局勤務などで事件取材にかかわるたび何度となく周辺住民から聞いてきた「なぜあの人が?」。そのショックを自らが体験することになろうとは思ってもいなかった。それが本当なら何を信じれば…。子どもにどう教えたらいいのか分からない。暗たんたる気持ちになる。