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(回答先: 女性を殺人未遂容疑、出頭の男逮捕 川崎・小3転落死 [朝日新聞] 投稿者 white 日時 2006 年 4 月 02 日 12:13:19)
□県警と一問一答 責任能力『現段階で問題ない』 [中日新聞]
http://www.chunichi.co.jp/00/kgw/20060402/lcl_____kgw_____002.shtml
県警と一問一答
責任能力『現段階で問題ない』
県警捜査一課の大野昭夫課長は一日午後三時すぎから、今井健詞容疑者(41)の逮捕について多摩署で記者会見した。主なやりとりは次の通り。
被疑者は今井健詞。奥さんと子ども三人の五人暮らし。子どもはいずれも未成年。
――動機は。
逮捕事実は認めている。間違いありませんと言っている。殺そうと思ったと話している。動機は今後、解明する。マンションに行った理由については、過去に不動産関係の仕事で数回出入りしたことを認めている。
――出頭の経緯は。
午前六時五分、多摩署の正面入り口から、「今朝の新聞を見た。写真は私です」と言って、一人で出頭してきた。(清掃員の女性を襲ったときの防犯カメラの映像が掲載された)「新聞を見て、これは逃げられないと思って出頭した」と言っている。自宅から歩きで来た。
――精神科病院の入院は。
昨年十一月から今年三月八日まで、川崎市多摩区内の病院にうつ病で入院していた。退院後、ほかの病院に通院していたと言っている。被害者の女性とは面識はないと言っている。なぜ狙ったかは今後解明する。
――反省の弁は。
申し訳なかったという程度のことは言っている。
――責任能力は。
入院していた病院の先生などに聞いて判断する。今の段階では問題ないと思っている。
――仕事は。
不動産関係や衣料品を扱う会社にいた。リストラで無職になったと話している。いつごろかはっきりしないが、昨年。衣料品はカーテンを作るような会社だと言っている。
――入院の以前にもマンションに来たことがあったのか。
カーテンの会社であるとか、不動産関係の会社に就職していて、マンションにお客さんを案内して、二、三回来たことがあると話している。今年三月の退院後、何回かマンションに行ったと言っている。
――なぜ、あのマンションか。
とりあえず、過去の仕事で客を案内したことがあり、知っていたということ。
――案内した客は住んでいるのか。
住んでいないと言っている。
――女性を投げ落とそうと思ったのか。
「投げ落とそうと思った」「殺したかった」と言っている。
――二十九日の犯行前、ほかの女性に声をかけたことは。
まだ聞いていない。
――防犯カメラの写真公開がなければ、出頭しなかったのか。
昨日、写真を公開してその結果、今朝六時すぎに、本人が捕まると思ったから出頭した。自首扱いにはならない。
――二十日の雄樹君の事件についてはどう話しているのか。
「子どもを殺そうと思って、十五階から投げ落とした」と自供している。「申し訳ない」と言っている。
二十九日に、なぜ女性を殺そうとしたかは、「小学校の子どもさんを自分が殺そうと思ってやったから、また行ったんだ」と供述している。二十日にやったから二十九日もやろうと思って十五階に行ったと。
――いまどんな様子か。
(取り調べに)淡々と自分の行為について話している。
――責任能力があると判断している根拠は。
言動や行為。今の段階では、なんでそんなことをするのかという疑問はあるが、状態から問題ないと判断して逮捕した。
――なぜ十五階だったのか。
一番高いところから落とせば死ぬと思ったから、と言っている。
――事件と事故の両面で捜査中に、また事件が起きたことについては、どう思うのか。
亡くなった雄樹君の遺体に、第三者の関与の疑いはなかった。しかし、身長と同じ高さの手すりから子どもが落ちるものなのか、現場の目撃情報など必要な捜査を進めていたところ、二十九日に同じ階で、落とされたということではないが、女性が襲われる事件があった。そこで関連を調べるために捜査本部を設置した。
(小川 慎一)