★阿修羅♪ > 日本の事件19 > 232.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□5キロ以内居住・30歳未満男…栃木女児殺害の犯人像 [読売新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060328-00000107-yom-soci
5キロ以内居住・30歳未満男…栃木女児殺害の犯人像
栃木県今市市(現・日光市)の小学1年女児(7)が昨年12月、殺害された事件の犯人像について、警察庁科学警察研究所のプロファイリング(犯罪情報分析)で、「30歳未満の男で、連れ去り現場から半径5キロの範囲内に居住している可能性が考えられる」とする分析結果が明らかになり、28日にも栃木、茨城両県警の合同捜査本部に正式に伝えられる。
合同捜査本部は、難航する捜査の突破口にしたいとしている。
科警研で犯罪心理を研究する女性技術担当者が今年1月11日から、日光市の女児連れ去り現場と、茨城県常陸大宮市の遺体遺棄現場をビデオカメラで撮影し、犯行手口や犯行時間帯などの情報と併せて犯人の行動を分析した。
また、女児の胸を執ように刺すなど残虐な手口などから、犯人像について、猟奇的な性向を持つ人物の可能性もあると推定し、絞り込んでいったという。
これまでの調べによると、女児は、下校途中の通学路上で連れ去られたと見られる。事件前後に付近で所有者が確認されていない不審車約10台が目撃されているが、事件解決に結びつく有力な手がかりとはならず、犯人の絞り込みは難航している。
プロファイリングは、心理学などを重視し、犯行現場の状況や犯行手口に加え、過去の類似事件の情報などから犯人像を絞り込む捜査手法。動機の見えない殺人など従来型捜査では対応しにくい事件に有効とされる。米連邦捜査局(FBI)などが20年以上前から取り入れ、快楽殺人や連続殺人などの捜査で実績を上げている。国内でも警視庁や北海道警などが導入している。
(読売新聞) - 3月28日14時39分更新