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□<ホームレス焼死>2少年を殺人容疑で逮捕へ 兵庫・姫路/毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060314-00000012-mai-soci
<ホームレス焼死>2少年を殺人容疑で逮捕へ 兵庫・姫路
兵庫県姫路市内で昨年10月、就寝中の不審火で足の不自由なホームレス男性が焼死した。同県警に恐喝容疑などで逮捕された同市内の無職の16歳少年2人が「むかついていたので火炎瓶を投げた」と供述していることが13日、分かった。少年らは男性の障害を知っており、県警は火炎瓶を投げれば男性が焼死する可能性を十分認識していたと判断、殺人と火炎びん処罰法違反の両容疑で近く逮捕する方針を固めた。
調べでは、同市西夢前台(にしゆめさきだい)の夢前川にかかる国道2号夢前橋の下で昨年10月22日午前4時20分ごろ、段ボールや布団が焼ける不審火があり、焼け跡から無職、雨堤誠(あまづつみまこと)さん(当時60歳)の焼死体が見つかった。当時、橋の下ではホームレス男性3人が暮らしていたが、足が不自由だった雨堤さんだけが逃げ遅れたという。
関係者らによると、少年らは事件当日の未明から現場で騒いでいたといい、以前から石を投げるなどの嫌がらせを繰り返していたという。
目撃情報などから少年らが浮上。調べに、少年らは雨堤さんについて、「臭い」「何を言っているのか分からないのでむかついていた」などと話し、火炎瓶を作って投げ込み、炎上させたことを認めた。供述通り現場から火炎瓶の破片が見つかった。
食事などの世話をしていた近くの男性によると、雨堤さんは熊本県出身。姫路で配管工として就職したものの、家賃を払えず路上で生活するようになったという。03年ごろから国道2号夢前橋の橋げた下に張られた金網の上に段ボールと布団を敷いて住居とし、暮らしていた。
少年らが路上生活者を襲う事件は後を絶たない。大阪市では00年7月、高校生ら4人が67歳の男性を殴打して死なせたとして逮捕された。「ゲーム感覚でやった」と供述した。東京都江東区では04年1月、橋の下で暮らす64歳の男性を暴行し、川に飛び込ませて死亡させた殺人容疑で、無職少年2人が逮捕された。【近藤大介、林田七恵】
(毎日新聞) - 3月14日3時8分更新