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□女“手取り”たった400万…三菱自工組合費横領 [夕刊フジ]
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/embezzle.html?d=06fuji68544&cat=7&typ=t
女“手取り”たった400万…三菱自工組合費横領 (夕刊フジ)
三菱自動車工業労働組合(東京都品川区)の資金約1億9000万円を着服したとして、業務上横領容疑で警視庁に逮捕された男女。不倫関係だった2人は、女が労組の口座から2人の“愛の口座”に現金をせっせと振り込み、男が引き出していた。女が懐にいれたのは、たったの400万円。金より愛を求めていたのか。女の父親は「娘は悪い男にだまされた」とうなだれた。
捜査2課に逮捕されたのは、元同社社員でテレクラ従業員の男(42)と、元同労組書記の女(43)の両容疑者。
調べによると、女が同労組名義の口座を勝手に開設。平成11年6月から12年7月にかけて、女がこの架空口座に組合の資金を振り込み、男がキャッシュカードで引き出す手口で、20数回にわたり計約1億9000万円を着服していた。
横領した金は競馬に約1億円、車の購入に約2000万円をつぎ込むなど男が大半を使い、女は消費者金融からの借金返済に400万円を使っていた。
同労組によると、男は犯行前の8年から10年10月の間、労組本部の中央執行役員を務めており、女は労組書記として組合財政の管理、金銭出納などに10年以上従事するベテランだった。
男は結婚していたが、2人は一緒に競馬にいくなどして、男女の関係へと突き進んでいった。関係者は「お局さま的存在の女が、エリートの男にもてあそばれたのでは」と話した。
女は神奈川県横須賀市の一軒家に両親と3人暮らし。近所の住人によると、父親は一流商社の元社員で、金に不自由した様子はなかった。また、幼いころを知る女性(82)は「小柄でおとなしい子。公園で近所の子供たちと遊んでいるときも、輪から少し離れて遊んでいた」と話す。ブランド品や装飾品を身につける派手さはなく、乗っていた車は軽乗用車だったという。
男の自宅は、東京都渋谷区のJR恵比寿駅から徒歩約10分のオートロック付きマンション。管理人も常駐しており、高級の部類だ。
不動産業者によると、「分譲で8000万円ぐらいの物件。賃貸では15万円以上」。テレクラ従業員としては豪華だが、近所の主婦によると「付き合いは全くないし顔も分からないが、両親らしき人が住んでいる。スネをかじっていたんじゃないですか」と、やっぱりタカリ生活だった。男宅に電話すると、男性の声で「留守番なのでなにも分からない」とだけ答えた。
労組に外部監査が入ることになった際、2人はあえなく容疑を認めた。女との面会に向かう両親を直撃すると、父親は「話したくない。なんでこんなことを? 悪い男にだまされた」と怒りに顔を赤らめて、絞り出すように話した。
経営再建を目指す三菱自工だが、とんだ社員のために、またまた有り難くない話題になってしまった。
[ 2006年3月6日13時0分 ]