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□ベンジー監督が動物虐待に激怒 [スポーツニッポン]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2006/11/05/01.html
ベンジー監督が動物虐待に激怒
人間と犬のふれあいを描いた米人気映画「ベンジー」シリーズのジョー・キャンプ監督(67)が4日、都内でスポニチのインタビューに応じ、日本での動物虐待問題を糾弾した。
「信じられない。理解すらできない」。最も語気を強めたのが、仏領タヒチ在住の直木賞作家・坂東眞砂子さん(48)に対して。新聞のコラムで、飼っている猫が産んだ子猫を崖下に投げ捨てているという告白などを聞きつけ「非人間的であり冷酷。どんな状況下であれ許されないこと」と憤慨した。坂東さんが主張した「(避妊と)同じことだ。子種を殺すか、できた子を殺すかの差」との発言にも反論。「全く違うレベルの話で、殺人とイコール。彼女が米在住であれば、とっくに刑事罰を受けている」と断罪した。
また、約500匹もの犬が十分な世話を受けずに衰弱していた「ひろしまドッグぱーく」(広島市)に対しても「身震いがする」とまゆをひそめる。ただ、先月28日に犬の管理をしていた業者が刑事告発されたと聞き「問題が取り上げられることで、一般の認知が広がる。草の根レベルから話をし続けて、動物を愛し育てるシステムをつくってほしい」と訴えた。
キャンプ氏は30年以上、捨て犬や野良犬に飼い主を見つけるための運動を続けている。ベンジー役の犬もすべて動物保護施設で発掘、撮影後も自宅で家族として育てた。74年の第1作公開時には全米で犬約100万匹の飼い主を見つけている。
[ 2006年11月05日付 紙面記事 ]