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http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/manga/manganews/news/20061022org00m300005000c.html
ティム・バートン:デジハリ大で特別講義 矢口真里も感激
「シザーハンズ」「チャーリーとチョコレート工場」などで知られる米映画監督のティム・バートンさんが、「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」の3D版の日本公開を記念して来日。22日、デジタルハリウッド大学(東京都千代田区)で特別講義を開いた。会場には、学生ら約230人が参加、特別聴講生としてタレントの矢口真里さん(23)も登場し、歓迎の花束を手渡した。
バートン監督は、ディズニーのアニメーター出身の映画監督。今回、人形などを1コマ1コマ撮影して作る「ストップモーションアニメ」の手法を使い、93年に製作した「ナイトメアー…」を、ジョージ・ルーカスさんが設立した映像効果会社「ILM」の技術などにより立体映像化。21日から、千葉県浦安市舞浜のシネマイクスピアリなどで限定公開されている。
特別講義では、デジタルハリウッドの櫻井孝昌COOがバートン監督とトークを展開。3D化について、「元々人形をセットの中で撮影して作ったアニメなので、3D化にふさわしい作品だった。剣が目の前に突き出るような3Dを強調する仕掛けだけでなく、キャラクターの感情を表現するために3Dを用いているのが素晴らしい」と説明。矢口さんから「監督が一番好きなキャラクターは」と質問され、ガイコツ男の主人公ジャックについて「ディズニーから『目玉のない主人公はあり得ない』と言われたよ」と笑いながらエピソードを披露。「ジャックは旺盛な好奇心とちょっと迷惑な情熱を持っているし、ヒロインのサリーは理想のガールフレンド。どのキャラクターも何かの象徴として描かれている」と答えた。
バートン監督は学生たちに「エキサイティングな作品が続々と出てくるいい時代に学んでいる。自分が思い入れられるものに情熱を持って進んでほしい」とエールを送った。【猪狩淳一】
2006年10月22日