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(回答先: ハンガリー：記念式典会場周辺でデモ隊と警官隊が衝突（毎日新聞） 投稿者 熊野孤道 日時 2006 年 10 月 23 日 22:55:12)
「こちらは、ハンガリー共和国のイムレ・ナジであります。本日未明、ソ連軍は、合法的なハンガリー民主政府を倒す意図の下に、われらの首都に対する攻撃を開始しました。わが国は目下、戦闘中であります。私はこの事実を、ハンガリー国民および全世界の人々にお知らせします」といった内容だったらしい。この内容はニュースの解説で聞いていたはずだ。ナジ氏の訴える声のせっぱ詰まった感じだけが、ただぼんやりと記憶に残っている。
後に知ったのだが、作家の阿部公房氏はハンガリー動乱の直前にポーランドやハンガリーなどを訪ねており、東ヨーロッパの緊迫した空気（暴動が起こりそうな空気）を当時所属していた日本共産党に伝えたらしい。だが危機感を煽る挑発的言説として最終的には退けられたと言うことだ。
当時の少しおませな中学生なら、こんなことにも関心を示していたんだなぁ、とこのニュースを読みながら、しばし感慨にふける。
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